みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

紅板症の症状と治療法

紅板症の症状と治療法

紅板症(コウバンショウ)とは

 

紅板症とは、紅色肥厚症とも呼ばれる病変で、組織がビロード状に発赤します。

 

こういった症状は色々なケースで生じるものですが、その他の疾患といかなる関連性も見いだせない場合に「紅板症」という臨床診断名がつけられます。

 

ただし、病理組織学的には、上皮内癌や初期浸潤癌、それから上皮異形成といった診断が下されます。

 

・上皮内癌

 

・初期浸潤癌

 

・上皮異形成

 

臨床診断名と病理診断名の違いについては、別項で解説していますので、そちらをご覧下さい。

 

紅板症の症状

 

紅板症は、前癌病変の一種で、口腔粘膜病変の中では最も癌化率が高いです。

 

症状としては、発赤したビロード状の紅斑が特徴的です。

 

好発部位は、次の通りです。

 

・舌

 

・頬粘膜

 

・口蓋

 

・口腔底

 

・歯肉

 

紅板症の好発年齢は50〜60代です。

 

病理組織像

 

病理組織像としては、以下のような点が確認されます。

 

・上皮の非薄化

 

・びらん

 

・上皮異形成

 

紅板症の治療法

 

紅板症の治療は、基本的に癌と同様に進められます。

 

基準に基づいて切除部位を決定し、病変部を取り除きます。

 

術後は、経過観察を十分に行うことが重要となります。

 

 


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