みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

う蝕活動性試験(ウショクカツドウセイシケン)

う蝕活動性試験の意味と種類

う蝕活動性試験とは

 

う蝕活動性試験とは、将来的なう蝕の発生や進行の可能性を予測するために行う検査です。

 

検体としては、唾液やプラークが用いられます。

 

う蝕活動性試験の種類

 

う蝕活動性試験は、主に2つに分けることができます。

 

微生物因子に関する試験

 

1つ目は微生物因子に関する試験で、プラークなどに含まれる細菌の数や酸の産生能を測定します。

 

細菌数を測定する試験

 

・ハードレーテスト

 

・ミューカウント

 

・RDテスト

 

酸の産生能を測定する試験

・カリオスタット

 

・スナイダーテスト

 

宿主因子に関する試験

 

2つ目は宿主因子に関する試験で、エナメル質生検法、唾液分泌量の測定、唾液緩衝能の測定(ドライゼンテスト)などが挙げられます。

 

 

 

う蝕活動試験では、これらの試験結果に加えて、環境因子などを考慮し、患者個々のカリエスリスクを判断します。

 

 


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