みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

パパニコロウ分類(細胞診)

パパニコロウ分類と3段階評価

パパニコロウ分類とは

 

口腔領域の癌では、細胞判定にパパニコロウ分類が用いられることが多いです。

 

この分類では、患部から採取した細胞を擦過してガラスに付着し、パパニコロウ染色させた細胞診標本を用います。

 

次のように、ClassT〜Xに分類することができます。

 

Class 評価
T 正常
U 良性異型
V 良・悪のいずれとも判断し難い病変
W 悪性を強く疑う病変
X 悪性腫瘍

 

 

パパニコロウ分類の3段階評価

 

パパニコロウ分類は、良性、疑陽性、悪性の3段階評価が行われます。

 

3段階評価は次の通りです。

 

ステージT・U

 

良性

 

ステージV

 

疑陽性

 

ステージW・X

 

悪性

 

 

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