みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

自律神経の拮抗作用

自律神経の拮抗作用

自律神経の二重支配

 

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つに分類することができます。

 

この2つは、アクセルとブレーキの関係にあり、体の器官を二重支配によって管理しているのです。

 

自律神経は、個々の臓器において次のような拮抗作用を見せます。

 

  交感神経 副交感神経
瞳孔 散大 収縮
心臓 血圧↑ 心拍↑ 血圧↓ 心拍↓
肝臓 糖分解 糖合成
気管支 弛緩 収縮
膀胱 弛緩 収縮
消化管 抑制 亢進
唾液腺 減少 増加
血管 収縮

 

補足

 

肝臓では、グリコーゲン呼ばれる糖が分解及び合成されます。

 

唾液腺においては、交感神経が優位になることで、粘性の高い唾液が少量分泌され、副交感神経が優位になると、漿液性の唾液が多量に分泌されるようになります。

 

それから血管は、基本的には交感神経にのみ支配されています。

 

ただし、一部の外分泌腺や外性器の血管は、副交感神経によって拡張するものがあります。

 

ともあれ、人体の恒常性を保つ上では、いずれの作用も重要といえます。

 

 

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