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ポケットデプスとプロービングポケットデプスの違い

ポケットデプス(PD)とプロービングポケットデプス(PPD)

ポケットデプスとプロービングポケットデプスの違い

 

(図1)

 

ポケットデプス

 

ポケットデプスとは、歯肉辺縁からポケット底部までの距離を意味し、図1においては「b」に該当します。

 

PD

・歯肉辺縁からポケット底部までの距離

 

プロービングポケットデプス

 

一方、プロービングポケットデプスは、歯肉辺縁から歯周プローブ先端までの距離を意味し、図1においては「a」が該当します。

 

PPD

・歯肉辺縁から歯周プローブ先端までの距離

 

PDとPPDは一致しない

 

一見すると、ポケットデプスとプロービングポケットデプスも同じものに感じてしまいますが、基本的にプロービングポケットデプスの方が長くなる傾向があります。

 

これは、歯肉炎によってポケット底部に炎症性の細胞浸潤が起こっているためであり、プロービングする際にプローブの先端がポケット底部を貫通することが原因といえます。

 

ですので、ポケットデプスとプロービングポケットデプスは必ずしも一致しないと考えましょう。

 

・プロービングポケットデプスの方が長い(PDと一致しない)

 

・ポケット底部に炎症性の細胞浸潤が起こっているため

 

ちなみに、図1の「c」はアタッチメントレベルを意味し、基準点はセメント-エナメル境とポケット底部となっています。

 

アタッチメントレベル

・セメント-エナメル境からポケット底部までの距離

参考文献

 

『臨床歯周病学 第2版』 医歯薬出版株式会社

 

 

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