BDR指標の意味と評価方法
BDR指標とは
BDR指標とは、寝たきり高齢者の口腔ケアがどんな状態にあるかを評価するものです。
寝たきり高齢者における、口腔清掃の自立度判定基準となる他、口腔ケア実施度の目安ともなります。
・寝たきり高齢者が対象
・口腔清掃の自立度判定基準
BDR指標の評価項目
BDR指標では、以下に挙げる3つの項目を評価します。
B ⇒ brushing (歯磨き)
D ⇒ denture wearing (義歯着脱)
R ⇒ mouth rinsing (うがい)
これら3項目を調べ、自立、一部介助、全介助の3段階で評価します。
・自立
・一部介助
・全介助
口腔ケアの指導や支援の指標となる
BDR指標を使って、寝たきり高齢者の自立度を判定することで、口腔ケアの指導や支援に役立てることができます。
そんなBDR指標は、「寝たきり者の口腔衛生指導マニュアル作成委員会」によって1993年に作成されました。