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歯科国試の要点

歯科国試の要点記事一覧

上顎劣成長がみられる症候群

上顎劣成長は、以下に挙げる疾患や症候群に見られます。・唇顎口蓋裂・Down症候群・Apert症候群(尖頭合指症)・Crouzon症候群(頭蓋顔面異骨症)・鎖骨頭蓋異形成症 ツイート

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下顎劣成長がみられる症候群

下顎劣成長は、以下に挙げる症候群で見られます。・Treacher-Collins症候群・第一第二鰓弓症候群・Robinシークエンス・Russell-Silver症候群各症候群の主な症状各疾患、症候群の主な症状は以下の通りです。Treacher-Collins症候群(下顎顔面異骨症)⇒ 両側性の関節突...

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巨舌がみられる症候群

以下に挙げる疾患および症候群では、巨舌がみられることがあります。・Down症候群・Beckwith-Wiedemann症候群・クレチン病・腫瘍性巨舌・アクロメガリー(先端肥大症・末端肥大症)・筋ジストロフィー・アミロイドーシス各疾患・症候群の特徴Beckwith-Wiedemann症候群(EMG症候...

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矮小歯がみられる疾患

以下に挙げる疾患および症候群では、矮小歯がみられることがあります。・Down症候群・唇顎口蓋裂・無汗型外胚葉異形成症ちなみに、矮小歯には円錐歯や栓状歯などが含まれます。 ツイート

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メラニン色素沈着がみられる疾患

以下に挙げる疾患および症候群では、メラニン色素沈着がみられることがあります。・Addison病・Peuz-Jeghers症候群・McCune-Albright症候群・von-Recklinghausen病 ツイート

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歯の萌出遅延がみられる疾患

以下に挙げる疾患および症候群では、歯の萌出遅延がみられることがあります。・Down症候群・鎖骨頭蓋異形成症・無汗型外胚葉異形成症 ツイート

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歯数の異常がみられる疾患

以下に挙げる疾患および症候群では、歯数の異常がみられることがあります。・鎖骨頭蓋異形成症・唇顎口蓋裂・Down症・無汗型外胚葉異形成症・先天性色素失調症各症候群の主な症状各疾患、症候群の主な症状は以下の通りです。鎖骨頭蓋異形成症歯の先天欠如、大泉門の閉鎖不全、乳歯の晩期残存、埋伏歯、過剰歯唇顎口蓋裂...

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消化管ポリープがみられる症候群

以下に挙げる疾患および症候群では、消化管ポリープがみられることがあります。・Gardner症候群・Peutz-Jeghers症候群 ツイート

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唾液分泌量が減少する薬物

以下に挙げる薬剤では、唾液分泌量が減少することがあります。・抗コリン作動薬(副交感神経遮断薬)・三環系抗うつ薬・抗ヒスタミン薬・抗パーキンソン病薬・降圧剤抗コリン作動薬・アトロピン・スコポラミン降圧剤・利尿薬・カルシウム拮抗薬 ツイート

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平行法と二等分法の違い【比較】

平行法と二等分法を比較すると、以下のような違いがみられます。平行法二等分法垂直的入射各度小さい大きい焦点・被写体間距離長い短い像の歪み小さい大きい鮮鋭度高い低い照射時間長い短い被曝線量少ない多い平行法ではロングコーンを使用するため、焦点被写体間距離は長くなります。また、ロングコーンの使用によって放射...

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良性腫瘍と悪性腫瘍の違い【比較】

良性腫瘍と悪性腫瘍を比較すると、以下にが挙げるような違いがみられます。良性腫瘍悪性腫瘍分化度高い低い発育速度遅い速い発育形式膨張性発育浸潤性発育境界明瞭不明瞭被膜ありなし転移なし頻発再発まれ頻発可動性ありなし全身への影響小さい大きい ツイート

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特徴的なパノラマエックス線所見

以下に挙げる疾患では、特徴的なパノラマエックス線所見がみられることがあります。疾患エックス線所見単純性骨嚢胞ホタテ貝状エナメル上皮腫・中心性血管腫蜂巣状歯原性粘液種テニスラケット状線維性異形成症・副甲状腺機能亢進症すりガラス状悪性腫瘍・慢性骨髄炎虫食い状(骨破壊)多発性骨髄腫打ち抜き像(パンチ打ち抜...

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急性う蝕と慢性う蝕の違い【比較】

急性う蝕と慢性う蝕の違いを比較すると、以下の表の通りになります。急性う蝕慢性う蝕好発年齢若年者壮年者進行速い、穿通性遅い、穿下性軟化象牙質多い少ない着色少ない(淡黄色)多い(黒褐色)修復象牙質少ない多い ツイート

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非プラーク性歯肉炎の種類

以下に挙げる歯肉炎は、非プラーク性歯肉炎に分類されます。・慢性剥離性歯肉炎・歯肉線維腫症・疱疹(ヘルペス)性歯肉口内炎・アレルギー性歯肉炎・外傷性歯肉炎慢性剥離性歯肉炎閉経後の女性に好発する歯肉炎で、皮膚疾患が歯肉に出現したものと考えられています。原因となる皮膚疾患・尋常性天疱瘡・類天疱瘡・多型滲出...

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遺伝疾患に伴う歯周炎

以下に挙げる遺伝性疾患では、ひとつの症状として歯周炎が現れることがあります。・家族性周期性好中球減少症・Down症・Papillon-Lefevre症候群(先天性掌蹠角化症)・低ホスファターゼ症(低アルカリホスファターゼ血症) ツイート

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顎骨内に発生する歯原性嚢胞

以下に挙げる歯原性嚢胞は、顎骨内に発生します。・歯根嚢胞・歯周嚢胞・含歯性嚢胞・側方性歯周嚢胞・腺性歯原性嚢胞このうち、歯根嚢胞と歯周嚢胞は炎症性嚢胞に分類されます。残りの3つは、発育性嚢胞に分類されます。炎症性嚢胞・歯根嚢胞・歯周嚢胞発育性嚢胞・含歯性嚢胞・側方性歯周嚢胞・腺性歯原性嚢胞各疾患の補...

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非歯原性の偽嚢胞【3つ】

以下に挙げる3つは、非歯原性の偽嚢胞です。・単純性骨嚢胞・脈瘤性骨嚢胞・静止性骨空洞 ツイート

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ビタミン欠乏が原因の歯肉出血

ビタミンCとビタミンKが欠乏すると、歯肉出血という症状が現れることがあります。欠乏によって歯肉出血を招くビタミンの種類・ビタミンC・ビタミンK歯肉出血を引き起こすメカニズムビタミンCビタミンC(アスコルビン酸)は、コラーゲン産生時のプロリン水酸化酵素(プロリルヒドロキシラーゼ)などの補酵素として作用...

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【原則禁忌】歯科用リドカイン塩酸塩・アドレナリン配合局所麻酔薬

歯科用リドカイン塩酸塩とアドレナリン配合局所麻酔薬を使用する上で、以下に挙げる病態では原則禁忌となっています。・高血圧症・動脈硬化・心不全・糖尿病・甲状腺機能亢進症・血管攣縮の既往 ツイート

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一時的止血法と永久的止血法

止血法は、以下の通り一時的止血法と永久的止血法の2つに分けることができます。一時的止血法・圧迫法・指圧法・栓塞法永久的止血法・結紮法・縫合法・捻転法・圧挫法・電気凝固法 ツイート

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支台歯形成時のマージン形態

支台歯形成時のマージン形態は、以下に挙げるような補綴物によって異なります。金属冠全周 ナイフエッジ、シャンファー陶材焼付冠・レジン前装冠唇側 ショルダー、ヘビーシャンファー、ベベルドショルダー舌側 シャンファージャケットクラウン全周 ショルダー、ヘビーシャンファーオールセラミッククラウン全周 ヘビー...

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歯科材料の生体親和性・生体活性・生体許容性

歯科材料の生物学的性質は、化学的刺激がどのように生体に及ぶかによって、以下の4つに分類することができます。・生体親和性材料(=生体不活性材料)・生体内活性材料・生体許容性材料・細胞毒性材料生体親和性材料と生体親和性材料は、同義語です。生体親和性材料(=生体不活性材料)生体親和性材料には、以下のものが...

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炎症の種類

炎症は以下の通り、病態に応じて5種類に分けることができます。・変質性炎・滲出性炎・増殖性炎・肉芽腫性炎・アレルギー性炎それぞれの炎症の特徴変質性炎組織の変性、壊死を主体とする炎症です。ex) 劇症肝炎滲出性炎循環障害と滲出が顕著にみられる炎症です。急性炎症では滲出性炎が主体となります。そんな滲出性炎...

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アポトーシスとネクローシスの違い

アポトーシスとネクローシスでは、以下の表に挙げるような細胞内変化の違いがみられます。アポトーシスネクローシス細胞の形態的変化縮小、断片化膨潤核の変化凝集、断片化崩壊細胞周囲の炎症性反応なしあり細胞遺伝子の関与ありなしアポトーシスのポイントアポトーシスは、プログラム細胞死とも呼ばれ、全般的に細胞や細胞...

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歯科治療における全身的偶発症【比較】

歯科治療では、以下に挙げるような偶発症が起こることがあります。偶発症原因症状鑑別血管迷走神経反射疼痛、不安徐脈、血圧低下、顔面蒼白心拍数↓ 血圧↓アナフィラキシーショック薬剤蕁麻疹、浮腫、血圧低下、呼吸困難、顔面紅潮心拍数↑ 血圧↓過換気症候群疼痛、不安呼吸困難、テタニー、動脈血のpH上昇心拍数↑ ...

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上皮性と非上皮性【腫瘍の分類】

腫瘍は以下の表の通り、上皮性か非上皮性か、さらに良性か悪性かに分けることができます。良性悪性上皮性乳頭腫、腺腫癌腫非上皮性線維種、筋腫、脂肪腫、血管腫、骨腫、軟骨腫肉腫 ツイート

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【アングルU級】1類と2類の違い

アングルU級の1級と2級では、以下の表にような違いがあります。AngleU級1類AngleU級2類呼吸様式口呼吸鼻呼吸上顎前歯唇側傾斜上顎中切歯歯軸傾斜角 大唇側傾斜上顎中切歯歯軸傾斜角 小interincisal angle小さい大きいANB角大きい大きいA-B平面角大きい大きい顔面角小さい小さい...

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【WHO】歯原性腫瘍の分類【2017年改訂版】

歯原性腫瘍(シゲンセイシュヨウ)の分類は、2017年に改定されました。良性歯原性腫瘍の分類は以下の表の通りです。分類疾患良性上皮性歯原性腫瘍・エナメル上皮腫・転移性エナメル上皮腫・扁平歯原性腫瘍・石灰化上皮性歯原性腫瘍・腺腫様歯原性腫瘍良性上皮間葉混合性歯原性腫瘍・エナメル上皮線維腫・原始性歯原性腫...

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診療録(カルテ)の記載内容【歯科】

歯科の診療録では、以下に挙げる内容を記載することが法律で決められています。・診療を受けた者の住所、氏名、性別、年齢・病名及び主要症状・治療方法(処置法及び処置)・診療の年月日歯科における診療録の記載内容を規定した法律歯科医師法施行規則第22条 ツイート

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処方箋の記載事項・交付義務【歯科医師】

処方箋の記載事項処方箋には、以下の事項を記載する義務があります。・患者の氏名、年齢・薬名・分量、用法・発行の年月日・使用期間・病院もしくは診療所の名称、所在地(もしくは歯科医師の住所)・記名押印または署名処方箋の保存義務処方整は、病院と薬局で保存期間が異なります。病院での保存・医療法施行規則により2...

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軟口蓋の筋肉の作用と支配神経

軟口蓋には、以下に挙げる5つの筋肉が存在しています。機能支配神経口蓋帆張筋軟口蓋の下降下顎神経口蓋帆挙筋軟口蓋の挙上=鼻咽腔閉鎖咽頭神経叢口蓋垂筋口峡の閉鎖咽頭神経叢口蓋舌筋口峡の閉鎖咽頭神経叢口蓋咽頭筋口峡の閉鎖咽頭神経叢軟口蓋の挙上は、鼻咽腔の閉鎖を意味します。 ツイート

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咀嚼筋の起始・停止と機能

咀嚼筋の起始・停止およびその機能は、以下の表の通りです。起始停止機能(下顎の移動)咬筋頬骨弓下縁咬筋粗面上方側頭筋側頭骨側頭窩筋突起上方、後方内側翼突筋蝶形骨翼突窩翼突筋粗面上方外側翼突筋 上頭蝶形骨側頭下面関節円板前下方(両側の作用)側方(片側の作用)外側翼突筋 下頭蝶形骨翼状突起外側板外面下顎頸...

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咀嚼筋(ソシャクキン)

咀嚼筋の種類咀嚼筋には、以下の4つが含まれます。・咬筋・側頭筋・内側翼突筋・外側翼突筋咀嚼筋の特徴咀嚼筋は、表情筋よりも深層に位置している筋肉です。全て頭蓋から起こり、下顎骨に停止し、下顎神経の運動性支配を受けます。・表情筋よりも深層に位置・全て頭蓋から起始、下顎骨に停止・全て下顎神経の運動性支配を...

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脳頭蓋底の軟骨結合【化骨の時期】

脳頭蓋底にある3つの軟骨結合は、表に記載した時期に化骨します。部位化骨の時期蝶形骨間軟骨結合出生時蝶形篩骨軟骨結合7〜10歳蝶形後頭軟骨結合18〜20歳 ツイート

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頭蓋骨・顔面骨の骨化様式

脳頭蓋である頭蓋冠と頭蓋底、および顔面頭蓋の骨化様式は以下の通りです。部位骨化様式頭蓋冠膜内骨化頭蓋底(蝶形骨)軟骨内骨化顔面頭蓋膜内骨化(*下顎頭は軟骨内骨化) ツイート

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乳歯の特徴【永久歯との比較】

乳歯には、以下に挙げるような特徴がみられます。大きさ乳歯 < 永久歯 (ただし乳臼歯は後続永久歯より大)歯冠形態歯冠長と比べ相対的に近遠心径が大きい歯冠歯根比歯冠歯根比は乳歯の方が小さい→ 相対的に歯根が長いという意味歯帯歯帯は乳歯の方が発達している咬合面裂溝咬合面裂溝は乳歯の方が浅い歯根離開度歯根...

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下顎骨の添加・吸収部位

下顎骨は、成長発育に伴い、以下の表に示す部位で骨添加および骨吸収が起こります。その結果、体積は増加し、形態は複雑になっていきます。部位添加吸収筋突起部筋付着部、後縁前縁下顎枝外側面、後縁内側面、前縁下顎角部外側面内側面下顎骨体外側面、下縁部内側面歯槽部唇側面以外唇側面オトガイ部ありなし下顎頭ありなし...

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小児の生理的特徴【成人との比較】

小児は成長過程にあることから、成人とは以下に挙げる生理的特徴の違いがみられます。生理的特徴成人よりも低い値を示すもの血圧、1日尿量、血色素量、赤血球数成人よりも高い値を示すもの体温(約37℃)、呼吸数(約20/分)脈拍数(約100回)、白血球数、睡眠時間新生児の特徴新生児の心拍数は、10歳児より大き...

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注射法の種類

注射法は、以下の4つの方法分けることができます。皮内注射主に薬物の皮内反応を見るために行う方法です。薬効を期待するものではありません。皮下注射皮下組織は間隙に富んでいるので、相当量の注射が可能です。吸収速度は筋肉内注射よりも遅いです。筋肉内注射筋肉は結構に富んでいるため、吸収速度は速いです。油性ある...

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ターミナルプレーンと第一大臼歯の咬合関係

ターミナルプレーンのタイプによって、以下のように第一大臼歯の咬合関係を予想することができます。タイプ第一大臼歯の咬合関係(予想)垂直型(最頻で60%)有隙:下6萌出で霊長空隙閉鎖 → 近心階段型に → 上6萌出 →正常閉鎖:上下6は咬頭対咬頭で対合 → 側方歯交換機に調整近心階段型(次に多く20%)...

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経口投与と静脈内投与の違い【比較】

経口投与と静脈内投与では、以下の表に挙げるような違いがみられます。経口投与静脈内投与効果の発現遅い速い痛みなしあり確実性低い高い初回通過効果ありなし ツイート

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発声器官と構音器官の違い

言語を形成する上では、以下に挙げる発声器官と構音器官が必要になります。発声器官・声帯・喉頭軟骨(甲状軟骨、輪状軟骨など)・喉頭筋構音器官・鼻腔・口腔(口唇、歯、口蓋、舌など)・喉頭腔・咽頭腔 ツイート

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口臭症の分類・治療法

国際口臭学会は、口臭症を以下の表の通りに分類しています。分類区分治療真性口臭症(生理的口臭)TN1説明および口腔清掃指導真性口臭症(口腔由来の病的口臭)TN2PMTC、疾患治療(歯周病など)真性口臭症(全身由来の病的口臭)TN3医科での治療仮性口臭症TN4カウンセリング、指導・教育口臭恐怖症TN5カ...

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唇顎口蓋裂の治療と適応時期【3つのステップ】

唇顎口蓋裂の治療は、以下の通り3つのステップで進められます。治療ステップ時期治療内容1段階目乳歯列期口唇形成術、口蓋形成術2段階目混合歯列期上顎歯列弓の側方拡大上顎の前方成長促進3段階目永久歯列期マルチブラケット装置による咬合状態の改善 ツイート

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【比較】歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石

歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石を比較すると、以下に挙げるような違いがみられます。特徴歯肉縁上歯石歯肉縁下歯石色調淡黄色暗褐色構造層状無構造硬さもろい硬いCa/P比低い(1.75) ⇒ Ca比率↓高い(2.04) ⇒ Ca比率↑由来唾液歯肉溝滲出液好発部位唾液腺開口部、下顎前歯部舌側面、上顎大臼歯頬側面と...

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嚥下造影検査と嚥下内視鏡検査の違い【比較】

嚥下造影検査(VF)と嚥下内視鏡検査(VE)を比較すると、以下に挙げるような違いが認められます。嚥下造影検査(VF)嚥下内視鏡検査(VE)被曝有無持ち運び×〇実際の嚥下時評価×〇準備期・口腔期の評価〇△咽頭期の評価〇△食道期の評価〇× ツイート

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上気道と下気道〜含まれる器官と特徴

上気道に含まれる器官と特徴上気道には、それぞれ以下のような器官が含まれます。器官特徴鼻腔・副鼻腔鼻腔:鼻中隔によって左右に分かれ、空気の加温、加湿を行う副鼻腔:前頭洞、上顎洞、蝶形骨洞、篩骨洞)が連結咽頭鼻腔と喉頭の間に存在し、咽頭扁桃がある喉頭甲状軟骨(のど仏)、輪状軟骨、声門がある上気道に含まれ...

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心臓の弁の種類と位置

心臓には、以下に挙げる4つの弁が存在しています。房室弁・三尖弁 ⇒ 右心房と右心室の境界・僧帽弁 ⇒ 左心房と左心室の境界半月弁大動脈弁 ⇒ 左心室と大動脈の境界肺動脈弁 ⇒ 右心室と肺動脈の境界 ツイート

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血管拡張物質と血管収縮物質

血管拡張物質以下に挙げる物質は、血管拡張に関与します。・二酸化炭素・一酸化窒素・セロトニン・ヒスタミン血管収縮物質以下に挙げる物質は、血管収縮に関与します。・酸素・抗利尿ホルモン(バソプレシン)・アンジオテンシンU・アドレナリン・ノルアドレナリン過換気症候群との関連過換気症候群では、動脈血中の二酸化...

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口呼吸の原因と悪影響

口呼吸とは口呼吸とは、何らかの理由で鼻呼吸が障害され、口腔を介して呼吸をしている状態を指します。・鼻呼吸が障害・口腔を介して呼吸している状態口呼吸の原因口呼吸の原因疾患としては、以下のものが挙げられます。・鼻中隔彎曲症・鼻咽頭粘膜の慢性炎症、うっ血、アレルギー・アデノイド(咽頭扁桃の肥大)・口蓋扁桃...

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顎関節症の分類

顎関節症の病態分類(2013)は、以下の表の通りです。症型病態治療T型咀嚼筋痛障害薬物療法、理学療法、スプリント療法U型顎関節痛障害(慢性外傷性病変)習癖改善、薬物療法、スプリント療法V型 a復位性円板前方転位(クリック音)経過観察、悪化予防V型 b非復位性円板前方転位(クローズドロック)薬物療法、...

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反対咬合がみられる症候群

以下に挙げる疾患および症候群では、反対咬合がみられることがあります。・Apert症候群・Beckwith-Wiedemann(ベックウィズ-ウィーデマン)症候群・Crouzon症候群(頭蓋顔面異骨症)・Down症候群・鎖骨頭蓋異形成症 ツイート

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泉門の閉鎖時期

頭蓋骨の泉門がそれぞれ閉鎖する時期は、以下の表の通りです。名称閉鎖時期大泉門生後1年半ごろ小泉門生後3〜6ヶ月ごろ前側頭泉門生後6ヶ月〜1年ごろ後側頭泉門生後1年〜1年半ごろ ツイート

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【WHO】唾液腺腫瘍の分類・良性【2017】

WHOでは、以下の疾患を唾液腺の良性腫瘍として分類しています。・多形腺腫・筋上皮腫(キンジョウヒシュ)・基底細胞腺腫・ワルチン腫瘍・オンコサイトーマ・リンパ腺腫・嚢胞腺腫 ・乳頭状唾液腺腺腫・導管乳頭腫・脂腺腺腫・細管状腺腫とその他の導管腺腫 ツイート

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【WHO】歯原性嚢胞の分類【2017年改訂版】

歯原性嚢胞の分類は、2017年に改訂されました。歯原性嚢胞は以下の通りに分類されます。分類疾患炎症性歯原性嚢胞・歯根嚢胞・炎症性傍側性嚢胞歯原性ならびに非歯原性発育性嚢胞・含歯性嚢胞・歯原性角化嚢胞・側方性歯周嚢胞とブドウ状歯原性嚢胞・歯肉嚢胞・腺性歯原性嚢胞・石灰化歯原性嚢胞・正角化性歯原性嚢胞・...

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埋伏歯を伴う疾患・症候群

埋伏歯を伴うことがある全身疾患は以下の通りです。・Gardner症候群・鎖骨頭蓋異形成症(サコツトウガイイケイセイショウ)・無汗型外胚葉異形成症(ムカンガタガイハイヨウイケイセイショウ)・軟骨外胚葉性異形成症候群(Ellis-van Creveld症候群)・甲状腺機能低下症・大理石骨病・くる病 ツイ...

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生物学的幅径を回復できる処置

生物学的幅径を回復できる治療生物学的幅径を回復できる処置法は、以下の2つです。・挺出(ていしゅつ)・歯冠長延長術(しかんちょうえんちょうじゅつ)

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