みにくいあひるの子の時代の意味
みにくいあひるの子の時代とは
みにくいあひるの子の時代とは、上顎中切歯が扇状に遠心に傾斜して、正中離開している状態を指します。
上顎中切歯の萌出時期に見られる一過性のものなので、基本的には治療を必要としません。
側切歯や犬歯の萌出に伴って自然に治ることがほとんどです。
・上顎中切歯が遠心に傾斜して正中離開している状態
・萌出時に出現
・側切歯や犬歯の萌出に伴って自然治癒
「みにくいあひるの子の時代」の名前の由来
みにくいあひるの子の時代というのは、アンデルセンの童話にちなんで命名されました。
正中離開という、一見すると異常に見える外見が名前の由来です。
・アンデルセンの童話が由来
治療が必要になるケースもある
みにくいあひるの子の時代では、正中過剰歯や側切歯の先天欠如、それから上唇小帯の異常などが原因であるケースも存在します。
その場合、歯の交換時期を終えた後も正中離開が残ることがありますので、適切な治療が必要となってきます。
・正中過剰歯
・側切歯の先天欠如
・上唇小帯の異常
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