付け爪のような感覚で歯を白くできる!?
歯を白くする方法で、最も安全かつ安心なのは、やはりオフィスホワイトニングです。
歯そのものを白く作りかえてくれますし、自然な白さを手に入れることが可能です。
けれども、患者さんの歯の状態によっては、ホワイトニング治療の効果が得られない場合もあります。
テトラサイクリンによる歯の変色などはその代表例です。
・安心安全なのはオフィスホワイトニング
・テトラサイクリンによる変色などに有効
ラミネートベニアという治療法であれば、こうした生まれ持っての変色歯も白く見せることがかのうなのです。
「白く見せる」という所がポイントで、決して歯そのものが白くなるわけではありません。
ラミネートベニアの治療費
1本あたり6〜12万円
ラミネートベニアとは、歯の色をした付けツメのような材料です。
これを変色した歯の表面に接着することで、あっという間に白い歯へと変えることができます。
時間がかからない治療法なので、短期間で歯を白くしなければいけない人には最適といえます。
ですから、芸能人の方がよく受けている治療法でもあるんですね。
おそらく、芸能人の歯が突然白くなったり、スキっ歯が治ったりした例を見たことがあることでしょう。
そうした多くの方々は、このラミネートベニアで治療を行っています。
・付けツメのような歯のシェル
・装着することで歯を白く見せる
・芸能人御用達の治療法
ラミネートベニアのメリットは次の通りです。
・着色や変色が起こりにくい
・治療期間が短い
着色や変色が起こりにくい
ラミネートベニアはセラミック製なので、着色しにくい性質を持っています。
ですから、一度装着してしまえば、そう簡単に黄ばんだり、黒ずんだりはしません。
ただし、毎日のブラッシングをきちんと行うことが前提となります。
治療期間が短い
ラミネートベニアの治療は、最短で2回です。
歯の状態を見て必要な処置を施し、ラミネートベニアを装着するだけなので、たった2回の通院でも治療が完了するのです。
ラミネートベニアのメリットは次の通りです。
・健康な歯を削る必要がある
・適用できる部位が限られている
・治療費が高額になる
健康な歯を削る必要がある
ラミネートベニアの最大のデメリットは、健康な歯を削らなければならないという点です。
削るといっても、虫歯治療のように深く削ったりはしません。
薄いラミネートベニアを被せられる程度、歯の表面を削る程度です。
それでもやはり、一度削った歯質はもう二度と戻ることはありません。
適用できる部位が限られている
陶器などを思い浮かべてもらえるとわかりますが、セラミックというのは、特定の力に対して弱い性質を持っています。
口の中でいえば、ものすごく強い力のかかる臼歯部などにこのラミネートベニアを装着すると、割れてしまうこともあるのです。
ですから、それほど強い力のかからない前歯などに適用されることがほとんどです。
治療費が高額になる
ラミネートベニアは、一般的なホワイトニング治療と比べて、治療費が高額になる傾向があります。
具体的には、1本あたり6〜12万円ほどかかります。
一度装着してしまえば長く使えますので、高いと考えるか安いと考えるかは、それぞれの価値観によるかもしれません。