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歯科用語辞典

歯科用語辞典

 

歯科用語を解説します。

 

(随時更新中)

歯科用語辞典記事一覧

嫌気性細菌(ケンキセイサイキン)

嫌気性細菌とは嫌気性細菌とは、その名の通り、酸素を嫌う細菌です。と言っても、全ての嫌気性細菌が、酸素のあると場所で生きられないというわけではありません。通性嫌気性細菌は、酸素が存在している環境でも生きることが可能です。もちろん、酸素濃度が低い場所でも生きることができます。一方、私たちが普段吸っている...

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根尖性歯周組織(コンセンセイシシュウソシキ)

根尖性歯周組織とは根尖性歯周組織とは、歯周組織の中でも、根尖に位置しているものを指します。具体的には、セメント質、歯槽骨及び両者を連結している歯根膜です。・セメント質・歯槽骨・歯根膜ちなみに根尖部の歯根膜は、放射状に走行する主線維が存在しており、血管や神経を根尖孔へと導いています。その先には、歯髄が...

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傾斜移動(ケイシャイドウ)

歯の傾斜移動とは(tipping movement)歯の傾斜移動とは、歯が斜めに傾きながら移動することです。矯正治療における、歯の移動様式のひとつです。厳密には、以下のように定義づけることができます。回転中心が根尖側1/3という所がポイントです。傾斜移動の定義歯根の根尖側1/3を回転中心に、根尖は歯...

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歯体移動(シタイイドウ)

歯の歯体移動とは(bodily movement)歯の歯体移動とは、歯が傾くことなく平行移動することです。ですから、歯冠と歯根が同じ方向へ同じ距離だけ移動することになります。矯正治療は、単に歯を傾けるだけの傾斜移動だけでは、成り立ちません。この歯体移動がなければ、適切な位置へと歯を動かすことができな...

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トルク(torque)

トルク(torque)とはトルクとは、歯に対してひねりや回転力といったモーメントをかけることで、歯根を移動させる方法です。「トルクをかける」という言い方をします。トルクは歯冠部にかけるのですが、動くのは歯根部となります。回転中心は、ブラケットの中心付近です。歯体移動を可能にするトルクトルクというのは...

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トータルディスクレパンシー

トータルディスクレパンシーとはトータルディスクレパンシーとは、矯正治療において、抜歯か非抜歯かを判断する際に用いられるものです。トータルディスクレパンシーの値が-4mm以上(+側)なら非抜歯、-4mm以下なら抜歯で治療を進めていきます。-4mm以下      抜歯症例-4mm以上(+側) 非抜歯症例...

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ヘッドギア

ヘッドギアとはヘッドギアとは、主に上顎の成長を抑える際に使用される矯正装置です。フェイスボーとヘッドキャップと呼ばれる2つのパーツから成ります。出っ歯などの上顎前突の症状に悩むお子さんに適用されることが多いです。ちなみにヘッドギアは、上顎顎外固定装置という名前で呼ばれることもあります。その名の通り、...

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クワドヘリックス

クワドヘリックスとはクワドヘリックスとは、歯列の幅を拡大する際に用いられる矯正装置です。緩徐拡大装置の一種で、ゆっくりと時間をかけて、歯列の横幅を拡大していきます。臼歯に金属製のバンドを装着し、ワイヤーを用いて矯正力を発揮させます。このワイヤーの部分にヘリックス(らせん)構造が4つあるため、クワドヘ...

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緩徐拡大装置(カンジョカクダイソウチ)

緩徐拡大装置とは緩徐拡大装置とは、歯列の幅を徐々に広げていく矯正装置です。スローエキスパンジョンとも呼ばれており、歯や顎の骨への負担も少ない矯正法であると言えます。この緩徐拡大装置には、バイヘリックスとクワドヘリックスというものがあります。バイヘリックスは、下顎の歯列拡大に用いられ、クワドヘリックス...

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ドリフトドンティクス

ドリフトドンティクスとはドリフトドンティクスとは、アレキサンダーという著名な矯正医が提唱した概念です。具体的には、大臼歯の遠心移動を行うと前方にある歯も遠心へと移動してくるという現象です。これは、歯間水平線維によって、両者が結ばれているために起こります。例えば、2つのものを大きな輪ゴムでつなぎ、片方...

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アミロイド変性

アミロイド変性とはアミロイド変性とは、アミロイドと呼ばれる特殊なタンパク質が蓄積することで生じる、組織の病態です。アミロイドは、半透明の無構造な物質で、硝子質や膠様質に似た糖タンパク質です。線維状を成し、次第に蓄積していくことで、様々な疾患を引き起こしていきます。例えば、次に挙げるような神経性疾患は...

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アナコレーシス(anachoresis)

アナコレーシスとはアナコレーシスとは元々、ひとつの場所に粒子などの物質が集合することを意味します。歯科においては、菌血症などを患って、抵抗力が低下した歯髄に、炎症が引き起こされることを指しています。具体的には、炎症が起こっている場所に、細菌や特定のイオンなどが集まってきます。急性化膿性歯髄炎では、こ...

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羊皮紙様感(ヨウヒシヨウカン)

羊皮紙様感(parchment crepitation)とは羊皮紙様感(ヨウヒシヨウカン)とは、エナメル上皮腫や歯根嚢胞などに見られる症状です。・エナメル上皮腫・歯根嚢胞何らかの原因で皮質骨が吸収され、極めて薄くなった状態になると現れる症状です。触診で圧迫すると、容易に陥没します。圧迫をやめると元に...

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根分岐部病変(コンブンキブビョウヘン)

根分岐部病変とは根分岐部病変とは、多根歯の分岐部に現れる異常です。主に、歯周病の進行によって、根分岐部の歯肉にアタッチメントロスが生じることが原因となります。その他、う蝕や歯科治療中のパーフォレーションが原因となることもあります。・歯周病・う蝕・パーフォレーション(歯科治療)根分岐部は解剖学的に複雑...

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パーフォレーション(穿孔)

パーフォレーション(perforation)とはパーフォレーションとは、日本語で穿孔(センコウ)と言います。歯科治療においては、歯に穴が開いてしまうことを指します。その原因は、主に以下の3つに分けることができます。・歯科治療中の誤った処置・う蝕の進行・歯根の吸収この中で最も多い原因は、やはり歯科治療...

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EDTA(エデト酸)

EDTA(エデト酸)とはEDTA(Ethylen Diamine Tetraacetic Acid)とは、日本語で「エチレンジアミン四酢酸」といいます。エデト酸と略されることもあります。このEDTAには、キレート作用があるのが特徴です。キレート作用でスミヤー層を除去するキレート作用とは、シンプルに言...

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圧下(アッカ)

圧下(intrusion)とは圧下とは、歯を長軸方向に添って、歯槽骨の中へと押し込む処置です。矯正治療では、歯の挺出と同様に、歯を圧下させたいと思うケースは沢山ありますが、そう簡単ではありません。圧下が難しい理由歯槽骨はとても硬い組織です。また、歯は歯根膜によって固定されていますので、そう簡単に歯槽...

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挺出(テイシュツ)

歯の挺出とは歯の挺出(extrusion)とは、歯が生えている方へと移動することを意味します。要は、上へと浮き上がっていくイメージです。そのため歯が浮いているような状態を「挺出感がある」と表現することがあります。ですから、歯の圧下の反意語と考えるとわかりやすいかと思います。難しい言葉を使えば、次のよ...

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回転(カイテン)

歯の回転とは歯の回転(rotation)とは、歯が長軸を中心にして回転することを意味します。主に、捻転している歯に施される処置です。切歯など、歯根断面形態が円形に近い歯では、歯根膜が回転方向に巻き込まれていくため、全体に牽引帯が生じるのが特徴です。前歯の捻転に対して、とても有効な処置法であるといえま...

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切歯斜面板(セッシシャメンバン)

切歯斜面板とは切歯斜面板とは、反対咬合の患者さんに用いられる、プレート状の矯正装置です。着脱可能なので、設置するのも簡単です。切歯斜面板の使用目的切歯斜面板の使用目的は、舌側に傾斜している上顎の前歯を前方へ戻すことです。本来、前歯というのは、上顎の方が前方へ出ていますよね。これが後方へ引っ込んでしま...

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構成咬合(コウセイコウゴウ)

構成咬合とは構成咬合とは、人為的に作られた咬合位です。主に、機能的矯正装置を作る際に必要となる顎位です。機能的矯正装置には、アクチバトールやフレンケルの装置、バイオネーターなどがあります。構成咬合において、術者が操作するのは下顎位です。口輪筋や舌筋を含む、下顎運動に関与する全ての筋を矯正的機能力とし...

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中心咬合位(チュウシンコウゴウイ)

中心咬合位(centric occlusion)中心咬合位とは、下顎頭の位置とは無関係に、上下額の咬合面が最大面積で接触する顎位を意味します。あるいは、咬頭嵌合した時の顎位である「咬頭嵌合位」と同じ意味で用いられることもあります。・下顎頭の位置とは無関係・上下額の咬合面が最大面積で接触する顎位・咬頭...

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Hellman(ヘルマン)の歯年齢

Hellmanの歯齢(dental age)Hellmanの歯齢(シレイ)は、歯の萌出時期や咬合の発育段階をはかる指標となります。以下のように、StageTからStageXまでの5段階に分かれています。Stage TA 乳歯未萌出期Stage TC 乳歯萌出開始期Stage UA 乳歯萌出完了期St...

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カントゥア

カントゥア(contour)とはカントゥアとは、歯冠の軸面形態を指します。とりわけ頬側および舌側の豊隆形態を指すことが多いです。・歯冠の軸面形態・頬舌側の豊隆形態適正なカントゥアをノーマルカントゥアと呼び、それより豊隆が大きなものをオーバーカントゥア、豊隆が小さいものをアンダーカントゥアと呼びます。...

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ビーディング

ビーディング(beeding)とはビーディングとは上顎に用いられる方法で、義歯床や大連結子の外形に沿って、作業用模型の辺縁部を粘膜側に凸とする処理です。・上顎に適応・作業用模型の辺縁部に溝を形成義歯床縁の封鎖や舌感の向上、食物の迷入防止を目的としています。・義歯床縁の封鎖・舌感の向上・食物の迷入防止...

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安静空隙(アンセイクウゲキ)

安静空隙とは安静空隙とは、下顎安静位における上下顎の歯列間距離のことです。正常値は、前歯部で2〜3mmです。安静空隙は咬合高径決定の目安となります。・下顎安静位における上下顎の歯列間距離・2〜3mm・咬合高径決定の目安 ツイート

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ハミュラーノッチ

ハミュラーノッチ(hamular notch)とはハミュラーノッチとは、上顎結節と蝶形骨翼状突起内側板の翼突鈎の結合部に形成された切痕です。上顎結節の後方で、上顎義歯の後縁設定の目安となります。・上顎義歯の後縁設定の目安 ツイート

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アーライン

アーライン(Ah-line)とはアーラインとは、口蓋の可動部と不動部との境界線です。文字通り、アー(Ah)と発音した際に判別できるラインで、上顎の義歯床後縁を設定する上での基準となります。・口蓋の可動部と不動部との境界線・上顎の義歯床後縁を設定する上での基準アー(Ah)と発音すると、口蓋帆張筋に続き...

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フレンジテクニック

フレンジテクニック(flange technique)とはフレンジテクニックとは、義歯の維持・安定を得るために行われるものです。義歯床翼部(フレンジ)の形態を周囲筋の生理的な運動により形成印象します。人工歯列弓と義歯床研磨面の形態を決定する方法で、ニュートラルゾーン(筋圧中立帯)に人工歯を排列します...

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バランシングランプ

バランシングランプ(balancing ramp)とはバランシングランプとは、全部床義歯のモノプレーンオクルージョンに施される処置です。非解剖学的人工歯の排列に際して、下顎第二大臼歯もしくは下顎最後臼歯の後部に形成される斜面を指します。・モノプレーンオクルージョンに適応・下顎第二大臼歯か下顎最後臼歯...

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延長ブリッジ

延長ブリッジとは延長ブリッジとは、ポンティックの近遠心側の1側のみに支台装置を持つブリッジです。遊離端ブリッジと呼ばれることもあります。片持ち梁構造であるため、支台歯およびポンティックにかかる負担は、通常の両端支持のブリッジより大きくなります。・ポンティックの近遠心側の1側のみに支台装置・遊離端ブリ...

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頬棚(バッカルシェルフ)

頬棚(buccal shelf)とは頬棚とは、下顎骨大臼歯部の頬側に位置し、外斜線と顎堤頂、ならびに頬小帯と臼後隆起に囲まれた平坦な部位です。骨組織は緻密です。また、咬合平面に対してほぼ平行なので、垂直的咬合力の方向に直交しています。そのため、義歯床負担域として有効な部位といえます。・下顎骨大臼歯部...

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ポストダム

ポストダム(post dam)とはポストダムとは、上顎の義歯床口蓋後縁に設けられる堤状突起で、辺縁封鎖を確実にすることを目的としています。・上顎の義歯床口蓋後縁に設けられる堤状突起・辺縁封鎖が目的ポストダムの形成には、機能印象時に該当部位を加圧形成する方法と、作業用模型の同部位を削除修正する方法の2...

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ボンウィル三角

Bonwill(ボンウィル)三角とはボンウィル三角とは、左右両側の下顎頭上面中央部頂点と下顎両側中切歯の近心切縁隅角間の中点(切歯点)を結んだ三角形です。・切歯点と左右の下顎頭上面中央部頂点を結んだ三角形一辺4インチの三角形で、Bonwillによって提唱されました。ちなみに平均値咬合器において、咬合...

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歯間離開度

歯間離開度(interdental separation)とは歯間離開度とは、隣接歯間の接触強さを表す数値です。隣接歯どうしがどのくらい離れているかの指標となります。成人の正常歯列では、上顎臼歯部が90μm、下顎臼歯部が約70μmとなっています。この値が150μmを超えると急激に食片圧入が起こりやす...

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選択的加圧印象

選択的加圧印象とは選択的加圧印象とは、顎堤粘膜に加わる圧力をそれぞれの部位の圧負担能力に応じて調整する印象採得法です。スペーサーの厚さや遁路の数、大きさなどを変化させることで印象圧を調整します。そうすることで義歯の適正な粘膜負担を得ることができます。・顎堤粘膜に加わる圧力を圧負担能力に応じて調整・ス...

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鼻唇溝(ビシンコウ)

鼻唇溝とは鼻唇溝とは、いわゆる「ほうれい線」のことです。鼻翼の外側縁から口角の外側縁に向かって走る浅い溝を指します。起始部が頬骨で、停止部が口角の口輪筋内にある頬骨筋です。笑った際に口角が挙上すると生じます。・ほうれい線・口角を挙上すると生じる溝無歯顎者では、上顎義歯による上唇の支持がないと鼻唇溝が...

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レトロモラーパッド

レトロモラーパッドとはレトロモラーパッドとは、下顎最後方臼歯の後方に存在する洋梨状の隆起です。臼後三角上で、顎堤遠心端に相当する位置に存在しています。粘液腺(臼後腺)を含む軟組織からなる隆起です。・下顎最後方臼歯の後方に存在・洋梨状の隆起・粘液腺(臼後腺)を含むレトロモラーパッドは、無歯顎になっても...

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デンチャープラーク

デンチャープラーク(denture plaque)とはデンチャープラークとは、義歯表面に付着するプラークのことです。天然歯に付着するプラークと比較すると、真菌が占める割合が多いです。とりわけ、カンジダ(Candida albicans)が多く確認されます。・義歯表面に付着するプラーク・真菌(カンジダ...

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隣接面板(リンセツメンバン)

隣接面板(proximal plate)とは隣接面板とは、部分床義歯の支台歯に形成されたガイドプレーンに対応するパーツです。ガイドプレートと呼ばれることもある部位で、義歯に設けられた金属部分です。・ガイドプレーンに対応する義歯のパーツ・ガイドプレート(別名)隣接面板は、義歯の着脱方向を規制することで...

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オーラルディスキネジア

オーラルディスキネジア(oral dyskinesia)とはオーラルディスキネジアとは、下顎、舌、口唇などに現れる反射性、情動性の不随意運動です。高齢の方が無意識に「クチャクチャ」と口元を動かすあの習慣です。・下顎、舌、口唇に現れる反射性の不随意運動額や口腔周囲の支配神経や筋肉の障害によって生じます...

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チューイン法

チューイン法(chew in technique)とはチューイン法とは、顎運動の記録法の一種で、3次元的な顎運動経路を記録できます。・3次元的な顎運動経路を記録上下顎のいずれか一方に設置したレジンなどの記録媒体を、もう一方の顎に設置した描記針で彫り込みます。・一方の顎にレジン(記録媒体)、もう一方に...

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反復唾液嚥下テスト(RSST)

反復唾液嚥下テスト(RSST)とは反復唾液嚥下テスト(RSST)とは、非侵襲的かつ簡便に誤嚥の有無をスクリーニングする方法です。RSSTは、「repetitive saliva swallowing test」の略称です。・非侵襲的かつ簡便に誤嚥の有無をスクリーニングする方法反復唾液嚥下テストでは、...

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ワルクホッフ小球

ワルクホッフ小球(Walkhoff palatal ball)とはワルクホッフ小球とは、無歯顎における水平的な顎位を決定する際に用いる小球です。・無歯顎の水平的顎位決定に活用上顎咬合床の口蓋後縁中央部に、ワックスで作られた大豆大の小球(口蓋球)を設置します。この小球を舌尖で触れながら閉口すると、下顎...

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SPA要素

SPA要素とはSPA要素とは、前歯部の人工歯を選択する時に参考にする要素です。SPAは次の3つの要素の頭文字からとられています。S → 性別(sex)P → 性格(personality)A → 年齢(age) ツイート

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フランクフルト平面(FH平面)

フランクフルト平面とはフランクフルト平面とは、水平基準面の1種です。眼窩下点と両側の耳点とを結んでできる平面です。FH平面と呼ばれることもあります。・水平面基準・眼窩下点と両側の耳点とを結ぶ・FH平面側方頭部エックス線規格写真法などで利用される基準平面です。その際、厳密には「両側眼窩の最下点の中央点...

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ワイヤークラスプ(線鉤)

ワイヤークラスプ(線鉤)とはワイヤークラスプとは、既成の金属線を屈曲、適合して製作されたクラスプです。線鉤とも呼ばれています。・既成の金属線を屈曲して製作・線鉤(せんこう)ワイヤークラスプの長所ワイヤークラスプの長所は次の通りです。・深いアンダーカットに適応することが可能・外観に触れる量が少ないので...

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ティッシュストップ

ティッシュストップ(tissue stop)とはティッシュストップとは、鉤脚やフレームワークの維持格子などの後方部分に設置された小突起です。模型粘膜面と接しています。ティッシュストップは、製作した支台装置やフレームワークを模型に復位させることを容易にし、床用レジン填入時にそれらの位置の移動を防止する...

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カンペル平面

カンペル(Camper)平面とはカンペル平面とは、水平基準面の1種です。左右側いずれかの鼻翼下縁と両側の耳珠上縁を結んだ平面です。・水平基準面・鼻翼下縁と耳珠上縁を結んだ平面このカンペル平面は、正常有歯顎者の咬合平面とほぼ平行ですので、仮想咬合平面の決定に利用することができます。ちなみに、左右側いず...

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咬合小面(コウゴウショウメン)

咬合小面(occlusal facet)とは咬合小面とは、人工歯の咬合面に形成する斜面です。フルバランスドオクルージョンを付与する目的で形成されます。人工歯の咬合面が、各種滑走運動に調和するような斜面を形成します。・人工歯の咬合面に形成する斜面・フルバランスドオクルージョンの付与が目的・各種滑走運動...

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マテリアアルバ(白質)

マテリアアルバ(白質)とはマテリアアルバとは、デンタルプラークの表層に見られる灰白色の物質です。白質とも呼ばれています。マテリアアルバは粘着性が高く、マシュマロのような色と性質を備えています。・プラークの表層にある・マシュマロ様の灰白色物質・粘着性が高い・白質(別名)マテリアアルバの構成成分マテリア...

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EBAセメント(酸化亜鉛ユージノールセメント)

EBAセメントとはEBAセメントとは、酸化亜鉛ユージノールセメントの一種です。強化型酸化亜鉛ユージノールセメントとも呼ばれています。EBAセメントは、主に逆根管充填材として、根尖部の封鎖に使用されます。・強化型酸化亜鉛ユージノールセメント・逆根管充填材EBAセメントの成分EBAセメントは、以下に挙げ...

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HEMA(ヘマ)

HEMAとはHEMAとは、ボンディング材やデンティンプライマーに配合されている物質です。象牙質に高い浸透性を持ち、生体親和性も高いです。・ボンディング材やデンティンプライマーに含まれる・象牙質に高い浸透性を持つ・生体親和性が高いちなみにHEMAは、「2-hydroxyethyl metacrylat...

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パラファンクション

パラファンクションとはパラファンクションとは、舌癖や歯ぎしりなどの口腔習癖を意味し、異常習癖とも呼ばれることもあります。・舌癖や歯ぎしりなどの口腔習癖・異常習癖(別名)パラファンクションの特徴パラファンクションは、歯列、咬合、顎骨の発育を阻害し、歯列および咬合異常や発音障害を惹起することがあります。...

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