みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

解剖学

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(随時更新中)

解剖学記事一覧

舌の支配神経

舌には、味覚、知覚、運動といった3つの働きがあります。これらは、舌の神経によってコントロールされているのですが、各部位によって、支配神経が異なります。とてもややこしいのですが、歯学を学ぶ上では非常に重要なポイントとなります。ですので、舌の支配神経については、暗記してしまうことをお勧めします。味覚舌の...

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舌乳頭(ゼツニュウトウ)の種類

舌乳頭とは舌乳頭とは、舌尖(ゼッセン)と舌体(ゼッタイ)の背面にある組織です。全部で4種類あり、そのほとんどに味覚を司る味蕾(ミライ)が存在しています。・有郭乳頭(舌の最後方部)・葉状乳頭(舌縁部)・茸状乳頭(舌背部)・糸状乳頭(舌背全域)←味蕾なし有郭乳頭(ユウカクニュウトウ)有郭乳頭は、舌体の最...

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小唾液腺の種類

小唾液腺とは小唾液線とは、口腔内に存在している唾液腺のうち、大唾液腺(耳下腺、顎下腺、舌下腺)以外のものを指します。口腔内には、全部で5つの小唾液腺が存在しています。小唾液腺の種類小唾液腺には、次の5つがあります。・口唇腺(コウシンセン)・頬腺(キョウセン)・臼歯腺(キュウシセン)・口蓋腺(コウガイ...

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ワルダイエルの咽頭輪

扁桃(Tonsilla)とは扁桃とは、リンパ組織のひとつで、上皮下でよく発達しています。咽頭の入り口付近には、4つの扁桃組織が存在しています。これらを合わせて、ワルダイエルの咽頭輪と呼びます。口腔や鼻腔から侵入してきた病原体は、まずこの咽頭輪によって排除されます。また、唾液中に含まれるIgAなどの抗...

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歯槽骨(固有歯槽骨・支持歯槽骨)

歯槽骨とは歯槽骨とは、歯と顎骨との間にある骨で、歯槽突起とも呼ばれています。歯槽という名前の通り、歯を入れておく入れ物のようなものです。お湯に浸かるための浴槽みたいなものですね。そんな歯槽骨は、固有歯槽骨と支持歯槽骨の2つに大きく分けることができます。・歯と顎骨の間に存在・別名は歯槽突起・歯牙を入れ...

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歯肉(シニク)の種類

歯肉とは歯肉は、口腔粘膜の1種です。一般的には歯茎と呼ばれているもので、歯を取り巻いている歯周組織の1つです。健全な歯肉はピンク色をしていて、スティップリング(Gingival Stippling)という丸くて小さな陥凹が確認されます。歯肉には、粘膜下組織(粘膜下層)が存在せず、粘膜固有層が歯槽骨と...

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乳頭歯肉(ニュウトウシニク)〜歯間乳頭・コル

乳頭歯肉とは乳頭歯肉とは、歯と歯と間に存在している歯肉です。歯間乳頭とも呼ばれており、年を重ねるごとに段々と少なくなっていきます。専門的な言葉で表現すると、次のようになります。・歯の接触点下の下部歯間鼓形空隙を埋める歯肉乳頭歯肉の特徴乳頭歯肉には、次のような特徴があります。・形態はピラミッド状、小陥...

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遊離歯肉(ユウリシニク)〜辺縁歯肉との違い

遊離歯肉とは遊離歯肉とは、歯と付着していない辺縁の歯肉を指します。歯肉の最も端の 0.5〜2mm の部分です。付着歯肉とは異なり、歯と歯肉の間に隙間があるため、歯肉溝と呼ばれる構造が形成されています。専門的な言葉で表現すると、次のようになります。・歯肉縁から遊離歯肉溝までを構成している歯肉組織遊離歯...

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付着歯肉(フチャクシニク)

付着歯肉とは付着歯肉(attached gingiva)とは、歯や歯槽骨にしっかりと付着している歯肉を指します。歯や歯槽骨に付着していない遊離歯肉とは異なり、非可動性の歯肉です。専門的な言葉では、次のように表わすことができます。・歯肉溝底から歯肉歯槽粘膜境(MGJ)までの歯肉組織付着歯肉の特徴付着歯...

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ドリオピテクス型

ドリオピテクス型とはドリオピテクス型とは、ヒトの下顎大臼歯咬合面に認められるY字型の裂溝です。下顎大臼歯には、5つの咬頭が見られますが、それらの咬頭の間にY字型の溝として現れているのがドリオピテクス型です。専門的には「Y5」と表記されます。・Y字型の裂溝・下顎大臼歯咬合面・Y5ドリオピテクス型の名前...

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翼突下顎ヒダ(ヨクトツカガクヒダ)

翼突下顎ヒダとは翼突下顎ヒダとは、頬側前庭の後壁にあるヒダです。上下顎最後臼歯の後方で、口腔前提の後端に位置しています。・上下顎最後臼歯の後方で口腔前提の後端に位置翼突下顎ヒダの特徴翼突下顎ヒダは、翼突下顎縫線の靭帯によって構成されています。そのため、大きく開口することでヒダが前へと移動し、その存在...

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ミュールライターの三歯徴

ミュールライターの三歯徴とはミュールライターの三歯徴とは、歯の近心側と遠心側の違いに注目し、歯の左右側を見分けるための指標です。文字通り3つの形態的特徴があります。ミュールライターの三歯徴ミュールライターの三歯徴では、隅角徴、彎曲徴、歯根徴という3つの形態的特徴に注目しています。1.隅角徴歯を唇側、...

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脳頭蓋(ノウトウガイ)

脳頭蓋とは脳頭蓋とは、頭蓋の中でも脳を包み込んでいる部分の骨を指します。脳頭蓋には、脳に付随している感覚器の主要部分が収まっています。・脳を包み込んでいる骨・脳に付随する感覚器が収まっている脳頭蓋の種類脳頭蓋は、以下に挙げる6つの骨によって構成されています。・前頭骨・蝶形骨・頭頂骨(2つ)・篩骨・側...

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前歯(ゼンシ・マエバ)

前歯とは前歯とは、切歯と犬歯の総称です。ヒトでは、上下額の中切歯と側切歯、それから犬歯が前歯に含まれます。合計で12本になります。・中切歯・側切歯・犬歯・上下合わせて12本前歯の特徴前歯の歯冠は、唇側面、舌側面、近心面、遠心面の4面あります。歯冠・唇側面・舌側面・近心面・遠心面歯根は単根で、円錐形を...

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臼歯結節(キュウシケッセツ)

臼歯結節とは臼歯結節とは、上下額第一乳臼歯に見られる膨隆部で、頬側面の近心歯頚部に現れます。そのため、頬側基底結節と呼ばれることもあります。・上下額第一乳臼歯の膨隆・頬側面の近心歯頚部に見られる・頬側基底結節(別称)歯帯との違い乳歯の唇側面および頬側面の近心歯頚部には、一般的に膨隆部が見られ、これら...

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歯帯(シタイ)

歯帯とは歯帯とは、歯冠と歯根の間にある隆線で、歯冠を取り巻くように存在しています。歯帯は新しい咬頭や構造物を作る上で必要となる部分で、歯の進化における主導的役割を果たしています。・歯冠と歯根の間にある隆線・歯冠を取り巻くように存在・新しい咬頭や構造物を作る上で必要となる部分歯帯の特徴歯帯は、食肉動物...

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臼歯腺(キュウシセン)

臼歯腺とは臼歯腺とは、口腔に分布する小唾液腺の一種です。漿液性と粘液性、両方の性質を持つ混合腺です。・小唾液腺のひとつ・混合腺臼歯腺の位置臼歯腺は、下顎の最後臼歯(第二、第三大臼歯)後方の口腔前庭と、固有口腔の間に位置しています。具体的には、耳下腺管の開口部周囲に位置しています。・下顎の最後臼歯後方...

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ルートトランク

ルートトランクとはルートトランクとは、セメントエナメル境から根分岐部の歯冠側端までの範囲に相当する歯根部を指します。つまり、複根歯の大臼歯に存在します。そんなルートトランクは、日本語で根幹と呼ばれています。・CEJから根分岐部の歯冠側端までの範囲・複根歯の大臼歯・根幹(和名)ルートトランクと根分岐部...

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顎舌骨筋線(ガクゼッコツキンセン)

顎舌骨筋線とは顎舌骨筋線とは、下顎骨の内面にあり、顎舌骨筋の起始部となる部位です。最後臼歯の舌側歯槽部付近に始まり、後上方から前下方にかけて走行しています。・下顎骨の内面・顎舌骨筋の起始部となる・最後臼歯の舌側歯槽部付近に始まり後上方から前下方にかけて走行義歯作製における注意点後方臼歯部の舌側床縁は...

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歯内歯(シナイシ)

歯内歯とは歯内歯とは、歯が形成される早い時期に、歯冠部のエナメル質と象牙質が歯髄側に陥入することによって起こる形態異常歯です。エックス線画像では、文字通り歯の中に歯が存在しているように見えます。・歯冠部のエナメル質と象牙質が歯髄側に陥入・歯の中に歯が存在する形態異常歯そんな歯内歯は、陥入歯や重積歯と...

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舌房(ゼツボウ)

舌房とは舌房とは、舌が機能を営むのに必要な空隙を意味します。補綴装置を装着する際は、常に正常な舌房を与えることが必要になります。・舌が機能を営むのに必要な空隙・補綴装置とも密接な関係がある舌房の特徴人工歯の排列位置、床研磨面形態、咬合高径等により舌房の程度が左右されます。その状態によっては義歯の維持...

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真歯(シンシ)

真歯とは真歯とは、脊椎動物に見られる「真の歯(true tooth)」を指します。真歯は硬組織で、必ず象牙質を伴っているのがポイントです。・脊椎動物に見られる真の歯・硬組織で必ず象牙質を伴うエナメル質がなくても真歯真歯の中には、エナメル質またはセメント質を欠いているものもありますが、定義上、それらも...

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角質歯(カクシツシ)

角質歯とは角質歯とは、脊椎動物の中で最も原始的なヤツメウナギ(顎を持たない円口類)、あるいはオタマジャクシの口唇に見られる歯です。そんな角質歯は、口腔上皮の角質化によって生じます。・原始的な脊椎動物の口唇に見られる歯・ヤツメウナギ(顎を持たない円口類)やオタマジャクシ・口腔上皮の角質化によって生じる...

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髄室角(ズイシツカク)

髄室角とは髄室角とは、歯の外形の歯冠に相当する歯髄腔における突出部を指します。つまり、髄室(ズイシツ)の突出部です。そんな髄室角は、髄角(ズイカク)と呼ばれることもあります。・歯冠に相当する歯髄腔における突出部・髄角(別称)各歯種における髄室が位置する場所髄室は、切歯の切縁結節、犬歯の尖頭頂、小臼歯...

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斜切痕(シャセッコン)

斜切痕とは斜切痕とは、切歯の基底結節と辺縁隆線の間を斜めに横切る溝です。・切歯の基底結節と辺縁隆線の間を斜めに横切る溝斜切痕の好発部位上顎切歯に多く出現しますが、中切歯には少なく、下顎切歯には出現しません。・上顎切歯に好発・中切歯には少ない・下顎切歯には出現しない斜切痕が基底結節から近心ないし遠心面...

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前側頭泉門(ゼンソクトウセンモン)

前側頭泉門とは前側頭泉門とは、新生児にみられる頭蓋の泉門のひとつです。・新生児にみられる頭蓋の泉門前側頭泉門の特徴蝶形骨大翼の上で、蝶頭頂縫合にあたる部分にあり、前後に長い裂け目を作っています。つまり、前頭骨、頭頂骨、側頭骨、蝶形骨の大翼の間にある小さな間隙といえます。・蝶形骨大翼の上、蝶頭頂縫合に...

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顎下三角

顎下三角とは顎下三角とは、下顎底、顎二腹筋の前腹および後腹の三つによって囲まれた三角形の領域です。・下顎底、顎二腹筋の前腹および後腹に囲まれた領域顎舌骨筋および舌骨舌筋が底部をなします。顎下三角に分布する組織顎下三角には、顎下腺、顎下リンパ節の他、顔面神経頸枝、頸横神経と顔面神経頸枝でつくる浅頸神経...

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オトガイ下三角

オトガイ下三角とはオトガイ下三角とは、左右の顎二腹筋前腹と舌骨体に囲まれた三角の領域を指します。・左右の顎二腹筋前腹と舌骨体に囲まれた三角の領域オトガイ下三角に存在する組織オトガイ下三角には、オトガイ下リンパ節が位置し、前頸静脈が存在することがあります。三角の底面には顎舌骨筋が存在します。・オトガイ...

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新産線(シンザンセン)

新産線とは新産線とは、新生児線とも呼ばれる成長線です。エナメル質と象牙質の両者において、出生前後に形成された部分の境界に一致して出現します。・新生児線(別名)・成長線の一種・エナメル質と象牙質において出生前後に形成された部分の境界に出現新産線の特徴新産線は、軽度な石灰化障害を起こしています。これは出...

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第七咬頭(ダイナナコウトウ)

第七咬頭とは第七咬頭とは、下顎大臼歯の近心舌側咬頭と遠心舌側咬頭の間に見られる過剰咬頭です。舌側中間副結節と呼ばれることもあります。・下顎大臼歯・近心舌側咬頭と遠心舌側咬頭の間に見られる過剰咬頭・舌側中間副結節(別名)第七咬頭の特徴第七咬頭は、Hellmanによって名づけられました。第一大臼歯におけ...

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舌骨上筋群(ゼッコツジョウキングン)

舌骨上筋群とは舌骨上筋群・顎二腹筋・茎突舌骨筋・顎舌骨筋・オトガイ舌骨筋舌骨上筋群とは、舌骨より上方にあって、下顎骨や頭蓋底と舌骨との間にある筋群です。・舌骨より上方・下顎骨や頭蓋底と舌骨との間にある筋群舌骨上筋群の種類上記の通り、舌骨上筋群には、顎二腹筋、茎突舌骨筋、顎舌骨筋、オトガイ舌骨筋があり...

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舌骨下筋群(ゼッコツカキングン)

舌骨下筋群とは舌骨下筋群・胸骨甲状筋・甲状舌骨筋・肩甲舌骨筋・胸骨舌骨筋舌骨下筋群とは、舌骨より下方にあって、胸骨、肩甲骨、甲状軟骨などとの間にある筋肉群です。・舌骨より下方にある・胸骨、肩甲骨、甲状軟骨などとの間にある筋肉群舌骨下筋群の種類舌骨下筋群は、胸骨甲状筋、甲状舌骨筋、肩甲舌骨筋、胸骨舌骨...

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内舌筋(ナイゼツキン)

内舌筋とは内舌筋・上縦舌筋・下縦舌筋・横舌筋・垂直舌筋内舌筋とは、舌を構成している骨格筋で、舌内で起始・停止する筋の総称です。全部で4つの筋肉が存在します。・舌を構成している骨格筋・舌内で起始・停止する筋の総称・全部で4つ内舌筋の特徴これらの筋の働きにより、舌の形を変えることができます。内舌筋の支配...

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軟口蓋筋(ナンコウガイキン)

軟口蓋筋は、以下の5種類です。・口蓋帆張筋・口蓋帆挙筋・口蓋垂筋・口蓋舌筋・口蓋咽頭筋軟口蓋の筋肉の作用と支配神経については、個別ページで解説しています。 ツイート

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台状根(ダイジョウコン)

台状根とは・上顎第二大臼歯に好発・根幹が長い・分岐した短い3根が開いて台状を呈する・歯髄腔上下方向に延長・タウロドント(タウロドンティズム)とほぼ同じ意味台状根とは、上顎大臼歯に見られる特徴的な形態の歯根です。根幹が長く、分岐した短い3根が開いて台状を呈しています。それに伴って、歯髄腔上下方向に延長...

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コーエンの歯面徴

コーエンの歯面徴とは・歯は近心面の方が大きく平面的な形態を有する・近遠心側の判別に利用できる特徴コーエンの歯面徴(シメンチョウ)とは、歯の近心面と遠心面の面積を比較すると、近心面の方が大きく、平面的であるという特徴を有することを意味した言葉です。コーエン(Cohen)は、これを歯の近遠心側の判別に利...

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