アロディニアの症状と発症メカニズム
アロディニアとは
アロディニアとは、通常では痛みと感じないような刺激に対して、強い痛みを感じる現象です。
神経障害性疼痛のうち、中枢神経の感作が関与しています。
・普段は痛みと感じない刺激に対して強い痛みを感じる現象
・神経障害性疼痛の一種
・中枢神経の感作が関与
そんなアロディニアは、異痛症と呼ばれることもあります。
また、カウザルギーの一種でもあります。
アロディニアの発症メカニズム
アロディニアでは、神経が傷害されることで、神経ペプチド(サブスタンスP、カルシトニン遺伝子関連ペプチド等)が中枢神経系に神経伝達物質として作用することで発症します。
・神経の傷害から始まる
・神経ペプチドが中枢神経系に神経伝達物質として作用
・サブスタンスP、カルシトニン遺伝子関連ペプチドなど