糖質(炭水化物)
糖質(炭水化物)には、単糖、二糖、多糖などがあり、それぞれ似たような名称がつけられています。
糖質の分子式は、基本的にCmH2nOnで表されます。
単糖
グルコース
→ 脳を始めとした、各組織のエネルギー源となっています。
ガラクトース
→ 複合糖質の糖鎖を構成している成分となっています。
フルクトース
→ 糖質の中で最も甘みが強い成分です。
二糖
マルトース(麦芽糖)
グルコース + グルコース
ラクトース(乳糖)
グルコース + ガラクトース
スクロース(ショ糖)
グルコース + フルクトース
二糖は、グルコース+αとなっています。
ちなみに、スクロースは口腔内細菌が菌体外多糖を合成する際の気質となります。
多糖
デンプン
→ アミロースとアミロペクチンがあります。
グリコーゲン
→ 細胞内に貯蔵されることで、グルカンとなります。
ムタン/デキストラン
→ スクロースを基質にして、グルコシルトランスフェラーゼ(口腔内細菌由来)によって合成される菌体外グルカンです。
レバン/イヌリン
→ スクロースを基質にして、フルクトシルトランスフェラーゼによって合成される菌体外フルクタンです。
グリコサミノグリカン
→ タンパク質と結合してプロテオグリカンとなり、生体内に存在している。