咬翼法の特徴と撮影方法
咬翼法とは
咬翼法とは、口内法X線撮影の一種で、バイトウィング法と呼ばれることもあります。
・口内法X線撮影の一種
・バイトウィング法
咬翼法の活用例
咬翼法は、隣接面う蝕の診断、歯冠修復物辺縁の適合性、二次う蝕の診断、歯槽頂部の骨吸収状態の診断に用いられます。
・隣接面う蝕の診断
・歯冠修復物辺縁の適合性
・二次う蝕の診断
・歯槽頂部の骨吸収状態の診断
咬翼法の撮影方法
照射側に翼をつけたフィルムを用い、この翼の部分を上下顎の歯で咬んで保持したまま撮影します。
X線の主線を咬合平面に対して、上から8〜10°の角度で入射して撮影します。
・照射側に翼をつけたフィルムを用いる
・この翼の部分を上下顎の歯で咬んで保持したまま撮影
・X線の主線を咬合平面に対して上から8〜10°の角度で入射
咬翼法の利点と欠点
上下顎歯の歯冠部および歯槽頂を一度に描出することができます。
けれども根尖部を描出できないという欠点もあります。
・上下顎歯の歯冠部および歯槽頂を一度に描出可能
・根尖部は描出できない