歯根膜内注射の意味と特徴
歯根膜内注射とは
・浸潤麻酔の一種
・歯肉縁部から刺入して歯根膜腔まで針を進める
・注入には強圧が必要
・麻酔範囲は当該歯の歯髄と歯根膜に限局
歯根膜内注射とは、浸潤麻酔法の一種です。
歯根膜内注射の手順
刺入点は、細菌の圧入・感染を防ぐため、歯肉溝を避けて歯肉縁部とします。
針先を歯根膜まで進めて局所麻酔を注入します。
歯根膜腔は狭く、線維が密なため、注入には強圧が必要となります。
歯根膜内注射の特徴
麻酔範囲は当該歯の歯髄と歯根膜に限られるため、周囲組織の麻痺は起こりません。