みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

揮発性硫黄化合物【3種類】

揮発性硫黄化合物の種類と特徴

揮発性硫黄化合物とは

 

揮発性硫黄化合物とは、口臭原因物質の一種で、VSCと略されることがあります。

 

このVSCのみが口臭症と相関を示すため、口臭症診断における唯一の客観的指標となっています。

 

・口臭原因物質の一種

 

・VSC(略称)

 

・口臭症診断における唯一の客観的指標

 

3つの揮発性硫黄化合物

 

揮発性硫黄化合物には、以下の3種類が存在します。

 

・硫化水素

 

・メチルメルカプタン

 

・ジメチルサルファイド

 

揮発性硫黄化合物の原因疾患

 

口腔由来の口臭症では、硫化水素とメチルメルカプタンが原因となっています。

 

厳密には、生理的口臭で硫化水素、歯周炎によってメチルメルカプタンが生じます。

 

ジメチルサルファイドは、胃腸の異常によって検出されるようになります。

 

・硫化水素 ⇒ 生理的口臭

 

・メチルメルカプタン ⇒ 歯周炎

 

・ジメチルサルファイド ⇒ 胃腸の疾患

 

 


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