三叉神経中脳路核の特徴と機能
三叉神経中脳路核とは
・中脳に存在する神経核
・筋肉や骨の位置を同定する固有感覚に関連
・閉口筋筋紡錘と歯根膜からの感覚情報を受け取り三叉神経運動核へ投射する
三叉神経中脳路核とは、中脳に存在する神経核です。
筋肉や骨の位置を同定する固有感覚に関連しています。
三叉神経中脳路核の特徴
三叉神経中脳路核は、「神経核」と呼ばれていますが、三叉神経節のような感覚神経節に相当するものが、発生過程で脳幹に埋め込まれてしまったもので、実際は末梢性の感覚ニューロンによって構成されています。
・感覚神経節に相当するものが発生過程で脳幹に埋め込まれたもの
・末梢性の感覚ニューロンによって構成されている
三叉神経中脳路核は、感覚情報が末梢神経系の感覚神経節を経由してから中枢神経系に入力するという、一般的な法則が当てはまらない唯一の例外です。
・感覚情報が末梢神経系の感覚神経節を経由してから中枢神経系に入力
一般的な法則が当てはまらない唯一の例外
三叉神経中脳路核の機能
三叉神経中脳路核の機能は、閉口筋筋紡錘と歯根膜からの感覚情報を受け取って、三叉神経運動核へ投射することです。