Dean(ディーン)の分類
歯のフッ素症の診断基準
臨床では、歯のフッ素症を診断する上で、Dean(ディーン)の分類が用いられることが多いです。
Deanの分類では、歯のフッ素症を以下の通り、6段階に分けて診断します。
・正常型(normal)
・疑問型(questionable)
・軽微型(very mild)
・軽度型(mild)
・中等度(moderate)
・重症型(sever)
それぞれに点数が割り振られています。
具体的な基準も含めて、次の表で確認してください。
点数 | 基準 |
0 | 健全 |
0.5 | 小斑点が点在する程度で、正常とも異常とも判定しがたい症例 |
1 | 白濁部分が不規則に存在するが、歯面の25%を超えない症例 |
2 | 白濁部分が広がっているが、50%を超えない症例 |
3 | 全てのエナメル質が侵され、著しい摩耗、着色がある症例 |
4 | 全てのエナメル質が侵され、著しい減形成、着色、腐食様外観を呈する |