歯科放射線学
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歯科放射線学記事一覧
MRIとMRAの違い
頭部の画像診断には、MRIとMRAというものがあります。どちらも磁力を用いたMRI装置を使用するため、根本的には同じであると言えます。ただ、厳密には描写できる画像も発見できる病気も異なっているのです。MRI(magnetic resonance imaging ; 磁気共鳴画像法)MRIは、強力な磁...
身体的影響と遺伝的影響(放射線)
放射線の影響は2つに分類できる放射線による被曝は、その影響が誰に生じるかによって、次の2つに分類することができます。・身体的影響・遺伝的影響身体的影響放射線による身体的影響とは、放射線に被曝した本人に何らかの影響が出る場合を指します。この身体的影響は、症状が現れる時期によって、次の2つに分類すること...
歯・唾液腺・口腔粘膜に対する放射線の影響
口腔組織に与える放射線の影響について医科や歯科の治療を受ける過程で、口腔内が放射線に曝されることがあります。すると、その他の臓器と同様に、様々な影響が現れてくるのです。歯科治療を行う上では、これらの影響についてきちんと理解しておく必要があります。ここでは、歯、唾液腺、口腔粘膜への影響について、個別に...
咬翼法(コウヨクホウ)
咬翼法とは咬翼法とは、口内法X線撮影の一種で、バイトウィング法と呼ばれることもあります。・口内法X線撮影の一種・バイトウィング法咬翼法の活用例咬翼法は、隣接面う蝕の診断、歯冠修復物辺縁の適合性、二次う蝕の診断、歯槽頂部の骨吸収状態の診断に用いられます。・隣接面う蝕の診断・歯冠修復物辺縁の適合性・二次...
歯頸部投影法(シケイブトウエイホウ)
歯頸部投影法とは・口内法X線撮影の一種・歯槽頂をよく観察できるようにした二等分法の変法・歯槽頂縁投影法(別名)骨吸収状態の把握に有用歯頸部投影法とは、口内法X線撮影の一種で、歯槽頂縁投影法と呼ばれることもあります。歯槽頂をよく観察できるようにした二等分法の変法です。歯頸部投影法の特徴通常の二等分法は...