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歯内療法学

歯内療法学

 

(随時更新中)

歯内療法学記事一覧

アペキソゲネーシスとアペキシフィケーション

生えて間もない歯は、歯根が未完成であることが多いです。これを根未完成歯(こんみかんせいし)と言います。この根未完成歯がう蝕になったり、外傷によって、歯髄に炎症が生じると、とても厄介なことになります。その時に知っておくべき概念がアペキソゲネーシスとアペキシフィケーションです。・アペキソゲネーシス ap...

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歯髄疾患(13)

歯髄疾患に関するコンテンツです。歯髄充血から歯髄炎、歯髄の退行性変化に至るまでを詳しく解説していきます。

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根尖性歯周炎の原因

根尖性歯周炎の原因とは根尖性歯周炎の原因は、以下の3つに分けることができます。1.生物学的原因(細菌感染)2.化学的原因3.物理的・機械的原因これらが原因となって、根尖性歯周組織に炎症が生じるのが根尖性歯周炎です。それでは個々の原因について、詳しく見ていきましょう。根尖性歯周炎の生物学的原因根尖性歯...

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根尖性歯周炎の分類

急性と慢性に分類根尖性歯周炎は、まず急性と慢性とに分類することができます。・急性根尖性歯周炎・慢性根尖性歯周炎一過性の強い刺激が加わると、急性根尖性歯周炎を発症します。一方、軽微な感染や機械的な弱い刺激が加わると、慢性根尖性歯周炎を発症することが多いです。ここに、抵抗力の低下などが起こると、化膿性炎...

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急性単純性根尖性歯周炎の原因と症状

急性単純性根尖性歯周炎とは急性単純性根尖性歯周炎とは、根尖の歯周組織の生じる急性の炎症です。細菌感染や機械的刺激によって起こります。急性単純性根尖性歯周炎は、急性漿液性根尖性歯周炎とも呼ばれ、漿液を主体とした滲出液が生じます。急性単純性根尖性歯周炎の原因急性単純性根尖性歯周炎の原因は、機械的刺激と化...

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急性化膿性根尖性歯周炎の原因と症状

急性化膿性根尖性歯周炎とは急性化膿性根尖性歯周炎とは、根尖部に化膿性の急性炎症が生じる疾患です。急性歯槽膿瘍と呼ばれるkともあります。自発痛や根尖部圧痛などの症状が非常に強く現れてきます。放置していると慢性化膿性根尖性歯周炎へと移行していきますので注意が必要です。急性化膿性根尖性歯周炎の原因急性化膿...

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慢性単純性根尖性歯周炎の原因と症状

慢性単純性根尖性歯周炎とは慢性単純性根尖性歯周炎とは、急性単純性根尖性歯周炎が慢性化したものです。治療をせず放置していると、急性単純性根尖性歯周炎から移行していきます。慢性単純性根尖性歯周炎の原因慢性単純性根尖性歯周炎の原因は、長期間に渡って軽微な刺激が加わり続けることです。具体的には、不適切な根管...

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慢性化膿性根尖性歯周炎の原因と症状

慢性化膿性根尖性歯周炎とは慢性化膿性根尖性歯周炎とは、急性化膿性根尖性歯周炎が慢性化した疾患です。慢性歯槽膿瘍や慢性根尖周囲膿瘍と呼ばれることもあります。いずれの名称も、化膿巣に膿瘍が形成されることに由来しています。慢性化膿性根尖性歯周炎の原因慢性化膿性根尖性歯周炎の原因は、急性化膿性根尖性歯周炎に...

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歯根肉芽腫の原因と症状

歯根肉芽腫とは歯根肉芽腫とは、根尖周囲に貯留した膿が吸収され、器質化された病態です。つまり、慢性化膿性根尖性歯周炎から移行したものが歯根肉芽腫です。化膿巣は肉芽組織へと置換されています。*肉芽(ニクゲ)に関しては肉芽組織をご参照下さい歯根肉芽腫の原因歯根肉芽腫の原因は、慢性化膿性根尖性歯周炎です。慢...

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歯根嚢胞の原因と症状

歯根嚢胞とは歯根嚢胞とは、歯根肉芽腫に上皮の増殖を伴うことで出現する、袋状の物体です。増殖した上皮は、袋の内側を構成します。つまり、歯根嚢胞とは、上皮で裏装(リソウ)された病的空洞であるとも言えるのです。ちなみにこの裏装上皮は、マラッセの上皮遺残(ジョウヒイザン)に由来しています。歯根嚢胞の原因歯根...

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フェニックス膿瘍の原因と症状

フェニックス膿瘍とはフェニックス膿瘍とは、慢性化膿性根尖性歯周炎等が急性化したものです。主に、体の免疫力が低下した際に現れる、急性の炎症です。その症状の激しさから、フェニックス膿瘍(phoenix abscess)という特異な名称が付けられています。フェニックス膿瘍の原因フェニックス膿瘍の原因は、免...

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ストッピング

ストッピングとはストッピング(temporary stopping)とは、歯内療法で仮封に用いられる材料です。ストッピングの主成分はガッタパーチャで、その他、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、蜜蝋が含まれています。ストッピングの成分ガッタパーチャ(主成分)酸化亜鉛炭酸カルシウム蜜蝋ストッピングはガッタパーチ...

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根管貼薬剤(コンカンチョウヤクザイ)

根管貼薬剤とは根管貼薬剤とは、抜髄後の根管内を無菌化するために用いられる薬剤です。・根管を無菌化するための薬剤根管内の微生物に対して非特異的に作用し、持続的な殺菌・消毒効果をもたらします。根管貼薬剤には、歯質や組織に対する為害性が少ないという所要性質が求められます。・殺菌、消毒作用・組織為害性が少な...

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タウロドント(タウロドンティズム)

タウロドントとはタウロドント(taurodont)とは、歯冠歯髄腔が長軸方向に極端に長い歯で、相対的に歯根が短くなるため、長胴歯とも呼ばれています。ですのでタウロドント歯は、根尖部だけ離開した、とても歪な形態をしています。・歯冠歯髄腔が長軸方向に長い歯・根尖部だけ離開タウロドント歯の特徴タウロドント...

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根管充填に使用する器具

根管充填の使用器具根管充填では、以下に挙げる器具を使用します。・根管充填用ピンセット・スプレッダー・根管用プラガー・ルーラー・エンドゲージ・レンツロ根管充填用ピンセット根管充填用ピンセットは、ガッタパーチャポイントやペーパーポイントが把持しやすいように先端部に溝を有し、ポイントを把持したまま固定でき...

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水酸化カルシウム製剤(根管貼薬剤)

水酸化カルシウム製剤の作用水酸化カルシウム製剤は、間接覆髄材、直接覆髄材、生活歯髄切断材、根管充填材として使用されている薬剤です。この水酸化カルシウム製剤は、各種の細菌に持続的殺菌作用があります。それに加え、壊死組織溶解作用、浸出液抑制作用、消炎作用、硬組織誘導作用、鎮痛作用、LPS不活化作用なども...

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水酸化カルシウム製剤の貼薬方法

水酸化カルシウム製剤の貼薬手順水酸化カルシウム製剤(図1)は、次のような手順で貼薬を行います。図1/図2/図3薬剤の練和ガラス練板上で、水酸化カルシウムを滅菌精製水または滅菌生理食塩液でペースト状に練和する(図2)。根管内に挿入レンツロに水酸化カルシウムのペーストを付けて、低速コントラで根管内に挿入...

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根管洗浄剤〜根管の化学的清掃

根管洗浄剤の種類根管洗浄剤は、有機質溶解剤(次亜塩素酸ナトリウム溶液)と無機質溶解剤(EDTA)の2種類に大きく分けることができる。・有機質溶解剤(次亜塩素酸ナトリウム溶液)・無機質溶解剤(EDTA)有機質溶解剤の特徴と作用有機質溶解剤(次亜塩素酸ナトリウム溶液)次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)溶...

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セメント象牙境(セメントゾウゲキョウ)

セメント象牙境とはセメント象牙境とは、歯根象牙質がセメント質と接触する境界部のことを指します。・歯根象牙質がセメント質と接触する境界部とりわけ重要なのが、根尖部に位置しているセメント象牙境です。なぜならこの部位のセメント象牙境は、歯髄と歯根膜との境界にあたるからです。この部位を別名「生理学的根尖孔」...

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生理学的根尖孔(セイリガクテキコンセンコウ)

生理学的根尖孔とは根尖孔には、生理学的根尖孔と解剖学的根尖孔の2種類があります。図1生理学的根尖孔とは、象牙セメント質境に位置している根尖孔で、根管の最狭窄部となっています。・象牙セメント質境に位置・根管の最狭窄部画像1の赤い矢印の部分が生理学的根尖孔です。さらに外側にあるのが解剖学的根尖孔です。生...

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不顕性露髄(フケンセイロズイ)

不顕性露髄とは不顕性露髄とは、臨床症状から露髄が疑われるが、明らかな露髄が認められない状態を指します。つまり、う窩と歯髄の間に健全象牙質が残っているかどうかの判断がつかない状態です。不顕性露髄は、仮性露髄と呼ばれることもあります。・臨床症状から露髄が疑われるが確認ができない・う窩と歯髄の間に健全象牙...

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ホルムクレゾール(FC)

ホルムクレゾールとはホルムクレゾールとは、ホルマリンとクレゾールを混和した薬剤で、歯内療法においては断髄薬、根管治療薬として用いられています。ホルムクレゾールは「FC」と略されることもあります。・ホルマリンとクレゾールの混和液・FC(別名)ホルムクレゾールを根管内に貼薬すると、ホルマリンが気体化して...

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幻歯痛(ゲンシツウ)

幻歯痛とは幻歯痛とは、歯の痛みを伝える歯髄が失活しているにも関わらず、歯痛を感じる現象です。主に抜髄処置後に生じる神経因性疼痛です。幻歯痛は、歯髄から中枢へと歯の痛みを伝える神経に障害があるものと考えられます。・歯髄が失活している歯に生じる痛み・抜髄処置後に生じるケースが多い・歯痛を伝達する神経に障...

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コロナルリーケージ

コロナルリーケージとはコロナルリーケージとは、根管治療後の歯冠側から根管内への微小漏洩のことを指します。微小漏洩といえども、口腔内の」細菌などが根管内に侵入するため、根管が再感染を起こすことがあります。あるいは、根管の再汚染によって根尖性歯周組織が刺激され、経過不良や再発を起こす可能性もあります。・...

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外歯瘻(ガイシロウ)

外歯瘻とは外歯瘻(external dental fistula)とは、歯性化膿性病変によって生じた瘻孔が歯肉などの表層へと開放されたものです。瘻孔からは膿汁や血液、浸出液などが排出されます。・歯性化膿性病変による瘻孔が口腔内に開放したもの・膿汁や浸出液が持続的に排出される外歯瘻の原因外歯瘻の原因は...

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根管長測定法(コンカンチョウソクテイホウ)

根管長測定法とは根管長測定法とは、根管治療のために根管長(作業長)を決める方法のことを指します。・根管長を決める方法根管長測定の意義根管治療中に根尖歯周組織を損傷しないためには、徹底した根管拡大、根管消毒、緊密な根管充填を行う必要があります。そこで重要となるのが患歯の根管の正確な長さを知ることです。...

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咬頭被覆(コウトウヒフク)

咬頭被覆とは咬頭被覆(cuspid covering)とは、咬頭を修復物で覆うことを意味します。臼歯部の無髄歯実質欠損の大きな臼歯部の無髄歯(根管充填歯)では、原則的に咬頭被覆を行います。臼歯部は咬合力が大きく、歯根破折予防の観点からも、咬頭を覆うことが必要になるからです。・臼歯部の根管充填歯は咬頭...

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オーバーインスツルメンテーション

オーバーインスツルメンテーションとはオーバーインスツルメンテーションとは、根管拡大および根管形成の際に、器具が作業長(根尖孔)を超えてしまうことを指します。・作業長を超えて根管拡大器具を使用することオーバーインスツルメンテーションが起きると、根尖孔の破壊が生じるだけでなく、根尖歯周組織の機械的刺激や...

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開口器(カイコウキ)

開口器とは開口器とは、歯科治療を行う際に、口を開けた状態を維持するために用いられる器具です。口腔内の検査や歯科処置を施す際に、患者さん自身が開口状態を保つのが難しい場合に使用します。 ツイート!function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)...

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EMR(電気的根管長測定法)

EMRとはEMR(Electric Measuring of Root canal length)とは、電気的根管長測定法の略称で、根管長測定法の一種です。EMRは、生理学的根尖孔の位置を特定することができる唯一の根管長測定法であるため、臨床では広く活用されています。・電気的根管長測定法・生理学的根...

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根管通過法(コンカンツウカホウ)

根管通過法とは根管通過法とは、感染根管治療時に行われる補助療法のひとつです。根尖病巣部にある不良肉芽組織の破壊や洗浄を目的として実施されます。・感染根管治療の補助療法・根尖病巣部にある不良肉芽組織の破壊や洗浄根管通過法の手順根管通過法では、洗浄用シリンジを根管に固定し、薬液を注入します。薬液は、根管...

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アピカルジップ

アピカルジップとはアピカルジップとは、根管拡大時に生じる逸脱痕です。彎曲が大きい根管を、リーマーやファイルなどで強く切削することで生じます。・根管拡大時に生じる逸脱痕・彎曲が大きい根管に生じやすい根管拡大用の器具は、サイズが大きくなるにつれて柔軟性を失うため、そのまま号数を上げていくと彎曲根管を傷つ...

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歯根端切除術(シコンタンセツジョジュツ)

歯根端切除術とは歯根端切除術とは、外科的歯内療法の一種です。根尖部の病変を根尖と一緒にまとめて除去する治療法です。・外科的j歯内療法の一種・根尖部病変を根尖と一緒に除去歯根端切除術の手順具体的には、根尖部の歯槽骨を開削し、露出した病変部を掻把します。同時に、歯根の先端を除去し、背後にある病的組織も一...

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間接抜髄(カンセツバツズイ)

間接抜髄とは間接抜髄とは、歯髄の全てを除去する際に、除痛法として失活法を行う治療法です。抜髄をする際には、既に歯髄は死んでいるため、失活抜髄と呼ばれることもあります。・歯髄の全部除去・除痛のために失活法を事前に行う・失活抜髄(別名)間接抜髄の適応症間接抜髄は、急性症状を伴わない歯髄が適応です。全身疾...

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フレアーアップ

フレアーアップとはフレアーアップとは、慢性炎症が急性発作を起こすことを指します。具体的には、症状がなかった慢性根尖性歯周炎が自発痛や咬合痛などを呈する急性根尖性歯周炎に急性転化することを意味します。・慢性炎症の急性転化・無症状から自発痛や咬合痛を呈するようになる・慢性根尖性歯周炎 → 急性根尖性歯周...

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フレアー形成

フレアー形成とはフレアー形成とは、2級メタルインレー窩洞のイスムスから頬側、あるいは舌側に向かう外形線を、自然な末広がりの状態に形成することです。これをフレアーカーブやスイーピングカーブと呼ぶこともあります。・2級メタルインレー窩洞における形成・イスムスから頬側あるいは舌側に向かう外形線を自然な末広...

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フェリアーのセパレーター

フェリアーのセパレーターとはフェリアーのセパレーターとは、即時歯間分離に用いられる機器です。アイボリーのセパレーターやエリオットのセパレーターがウェッジング(くさび)の原理に基づいているのに対し、フェリアーのセパレーターは牽引力を利用して歯間を分離します。・即時歯間分離に用いられる・牽引力を利用(牽...

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アピカルシート・アピカルストップ

アピカルシートとはアピカルシートとは、根管の拡大形成時に、根尖狭窄部に設けられる抵抗形態です。アピカルストップと呼ばれることもあります。・根尖狭窄部に設けられる抵抗形態・アピカルストップ(別称)アピカルシートの付与アピカルシートは、リーマーやファイルの先端によるV字形の切削痕として、根尖狭窄部に付与...

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髄室(ズイシツ)

髄室とは髄室とは、歯髄という軟組織が入るスペースのことで、厳密には冠部歯髄腔を指します。髄室は、歯の外形を縮小した形を呈しています。・冠部歯髄腔・歯髄入るスペース・歯の外形を縮小した形歯根部は?歯根に相当する部分は、根管または根部歯髄腔といいます。・根管・根部歯髄腔 ツイート!function(d,...

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