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小児歯科学

 

(随時更新中)

小児歯科学記事一覧

Scammonの発育曲線

小児の体を理解する上で、各臓器がどう成長していくのかを知っておくのは重要です。そこで、Scammon(スキャモン)の発育曲線についてご紹介します。この曲線を見れば、何歳の段階で、それぞれの臓器がどういう発育状態にあるのかがひと目でわかります。Scammon(スキャモン)の発育曲線は、以下の4つに分類...

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リーウェイスペース(Leeway space)

リーウェイスペースの意味リーウェイスペースというのは、乳歯と永久歯の交換がスムーズに達成されるために存在しています。具体的には、上下の乳歯側方歯群(C、D、E)の近遠心幅径の総和と永久歯側方歯群(3、4、5)の近遠心幅径の総和との差を求めることによって、リーウェイスペースを調べることができます。これ...

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霊長空隙と発育空隙

霊長空隙と発育空隙が果たす役割霊長空隙と発育空隙は、どちらも小児の歯列に現れる隙間を指しています。お子さんのお口の中では、乳歯から永久歯への交換という、とても大規模な変化が訪れますよね。その際、永久歯への移行を少しでもスムーズに達成するため、様々な工夫が凝らされているのです。代表的なのが、この霊長空...

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トリーチャーコリンズ症候群(下顎顔面異骨症)

トリーチャーコリンズ症候群とはトリーチャーコリンズ症候群とは、下顎骨と顔面骨の複合奇形で、下顎顔面異骨症とも呼ばれています。常染色体優性遺伝の病気です。眼が下に垂れ下がり、下顎が小さく短いため、鳥のような顔貌を呈します。新生児のうち、10000人に1人が発症するというデータがあります。・下顎骨と顔面...

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マッキューン・オルブライト症候群

マッキューン・オルブライト症候群とはマッキューン・オルブライト症候群は、主に0〜10歳の小児が発症する病気です。出生直後からすでに症状が現れている場合もあります。症状は非対称性で、全身の様々な部位に現れます。・0〜10歳の小児に好発・非対称性マッキューン・オルブライト症候群の症状マッキューン・オルブ...

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レックリングハウゼン病(神経線維腫症T型)

レックリングハウゼン病とはレックリングハウゼン病は神経線維腫や皮膚のカフェオレ斑などが現れる病気です。遺伝病であるため、両親の遺伝子型に左右されます。発症率は3000人に1人といわれています。ちなみにレックリングハウゼン病は、神経線維腫症T型と呼ばれることもあります。神経線維腫症の分類神経線維腫症は...

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ピエール・ロバン症候群の原因と症状

ピエール・ロバン症候群とはピエール・ロバン症候群は、新生児が発症しやすい先天性疾患です。気道狭窄や舌根部沈下を伴うため、出生時の呼吸困難が問題となります。常染色体劣性遺伝による先天異常で、小顎症(または下顎後退症)、口蓋裂、舌下垂(舌根部沈下)の3主徴が見られます。小顎症などの下顎低形成により、鳥貌...

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大理石骨病(アルベルス・シェーンベルグ病)

大理石骨病とは大理石骨病とは、骨硬化や骨髄腔形成不全が生じる病気です。アルベルス・シェーンベルグ病と呼ばれることもあります。破骨細胞の機能異常により、骨が吸収されにくくなります。一方、骨新生は正常に行われていくため、次第に骨密度が高まっていきます。その結果、骨髄腔が狭くなっていくため、血球が正常に作...

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Beckwith-Wiedemann(ベックウィズ-ウィーデマン)症候群

Beckwith-Wiedemann(ベックウィズ-ウィーデマン)症候群とはベックウィズ-ウィーデマン症候群は、巨舌症や臍帯ヘルニア、巨人症などを伴う先天性の奇形症です。常染色体劣性遺伝で、国内の患者数は200人程度です。・先天性の奇形・常染色体劣性遺伝・国内の患者数は極めて少ないベックウィズ-ウィ...

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パピヨン-ルフェーブル症候群の原因と症状

パピヨン-ルフェーブル症候群とはパピヨン-ルフェーブル症候群(Papillon-Lefevre syndrome)は、常染色体劣性遺伝による先天性疾患です。歯周病を伴う掌蹠角化症(ショウセキカッカショウ)が主な症状です。掌蹠角化症とは、手の平や足の裏の皮膚が硬くなり、ザラザラとした質感を帯びる症状で...

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シルバーラッセル症候群の原因と症状

シルバーラッセル症候群とはシルバーラッセル症候群(Silver-Russel Syndrome)とは、様々な小奇形を伴う先天性疾患です。特定遺伝子のインプリンティングに異常が生じることで発症します。頭が比較的大きく、顎がとがって見える逆三角形の願貌が特徴的です。・小奇形を伴う先天性疾患・インプリンテ...

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生歯困難(セイシコンナン)

生歯困難とは生歯困難とは、歯の生理的な萌出が妨げられている状態を指します。生歯困難の原因生歯困難の原因には、以下のようなものが挙げられます。・歯の位置異常・萌出方向の異常・萌出余地の不足・歯肉の肥厚・外傷による瘢痕・萌出性嚢胞・内分泌異常このように、生歯困難の原因は様々なものが考えられますが、乳歯及...

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ターミナルプレーン

ターミナルプレーンとはターミナルプレーンとは、上下顎第二乳臼歯遠心面の近遠心的関係を表したものです。乳歯列期の中心咬合位で評価します。・上下顎第二乳臼歯遠心面の近遠心的関係・中心咬合位で評価ターミナルプレーンの3つの型ターミナルプレーンには、以下に挙げるように3つの型があります。垂直型上下顎第二乳臼...

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べドナーアフタ(Bednar aphtha)

べドナーアフタとはべドナーアフタとは、乳児の口蓋部に生じる褥瘡性の潰瘍です。べドナーアフタの好発部位は、硬口蓋と軟口蓋の境界部付近です。・乳児の口蓋部に生じる褥瘡性の潰瘍・硬口蓋と軟口蓋の境界部に好発その他、舌縁や口唇粘膜、頬粘膜などにも発症します。べドナーアフタの原因べドナーアフタの原因は、授乳時...

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リガフェーデ病

リガフェーデ(Riga-Fede)病とはリガフェーデ病とは、新生児または乳児の舌下部に生じる褥瘡性の潰瘍です。潰瘍部は、肉芽組織の増殖をきたすことがあり、腫瘤様に硬結します。・新生児または乳児・舌下部に生じる褥瘡性潰瘍・肉芽組織の増殖・腫瘤様の硬結リガフェーデ病の原因リガフェーデ病は、哺乳時に先天歯...

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無汗型外胚葉異形成症(ムカンガタガイハイヨウイケイセイショウ)

無汗型外胚葉異形成症とは無汗型外胚葉異形成症とは、歯、皮膚、毛髪といった外胚葉由来組織に異常が生じる疾患です。遺伝様式は、伴性劣性遺伝です。・外胚葉由来組織に異常・歯、皮膚、毛髪など・伴性劣性遺伝性疾患無汗型外胚葉異形成症の症状無汗型外胚葉異形成症では、以下に挙げるような症状が現れます。・老人様顔貌...

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フッ化ジアンミン銀(サホライド)

フッ化ジアンミン銀とはフッ化ジアンミン銀とは、う蝕の進行抑制や象牙質知覚過敏の治療に用いられる薬剤です。根管消毒に使用されることもある薬剤で、一般的にはサホライドと呼ばれています。・う蝕の進行抑制・象牙質知覚過敏の治療・根管消毒・サホライド(別称)ちなみに、フッ化ジアンミン銀の薬理効果は、フッ素と銀...

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ロバンシークエンス(ロバン続発症)

ロバンシークエンスとはロバンシークエンスとは、小下顎症、舌根沈下、口蓋裂を三主徴とする症候群で、吸気性呼吸困難を伴います。名前が示す通り、ピエールロバン症候群が該当しますが、それ以外でも小顎症を呈する疾患はロバンシークエンスに分類されます。そのため、ロバン続発症と呼ばれることもあります。・小下顎症、...

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先天性表皮水疱症

先天性表皮水疱症とは先天性表皮水疱症とは、僅かな外来刺激によって、全身の皮膚、粘膜に水疱やびらんが生じる病気です。遺伝性粘膜疾患で、皮膚基底膜のタンパク異常が原因となっています。・全身の皮膚や粘膜に水疱やびらんが生じる病気・遺伝性粘膜疾患・皮膚基底膜のタンパク異常が原因先天性表皮水疱症の症状先天性表...

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アクロメガリー(先端肥大症・末端肥大症)

アクロメガリーとはアクロメガリーとは、成長ホルモンの過剰分泌によって、身体の末端部が肥大する病気です。特に頭、顔、手足の進行性肥大を特徴としています。そんなアクロメガリーは、先端肥大症や末端肥大症と呼ばれることもあります。・成長ホルモンの過剰分泌が原因・頭、顔、手足の進行性肥大・先端肥大症・末端肥大...

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アデノイド顔貌(ガンボウ)

アデノイド顔貌とはアデノイド顔貌では、アデノイド(咽頭扁桃)の肥大によって、口唇の肥厚、鼻唇溝の消失、顔面筋の緊張低下が起こります。原因・アデノイドの肥大症状・口唇の肥厚・鼻唇溝の消失・顔面筋の緊張低下これらの症状が現れることによって呈する特徴的な願望をアデノイド顔貌といいます。アデノイド顔貌は、6...

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みにくいあひるの子の時代

みにくいあひるの子の時代とはみにくいあひるの子の時代とは、上顎中切歯が扇状に遠心に傾斜して、正中離開している状態を指します。上顎中切歯の萌出時期に見られる一過性のものなので、基本的には治療を必要としません。側切歯や犬歯の萌出に伴って自然に治ることがほとんどです。・上顎中切歯が遠心に傾斜して正中離開し...

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乳歯冠・乳歯用既製冠

乳歯冠とは乳歯冠とは、乳歯に用いられる既製全部被覆冠です。乳歯用既製冠と呼ばれることもあります。・乳歯に用いられる既製全部被覆冠・乳歯用既製冠(別称)乳歯冠の適応症乳歯冠の適応症は以下の通りです。・う蝕により歯冠が著しく崩壊している歯・部分修復では十分な保持抵抗形態が得られない歯・う蝕感受性が高い歯...

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ポイツ・ジェガース(Peutz-Jeghers)症候群

ポイツ・ジェガース(Peutz-Jeghers)症候群とはポイツ・ジェガース症候群とは、消化管ポリポーシスとメラニン色素沈着を伴う常染色体優性遺伝性疾患です。・消化管ポリポーシス・メラニン色素沈着・常染色体優性遺伝性疾患ポリープと色素斑ポイツ・ジェガース症候群では、ポリープが胃、小腸、結腸に多発しま...

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オーラルスクリーン

オーラルスクリーンとはオーラルスクリーンとは、口腔習癖の改善や口唇の機能を回復させるために用いられる装置です。口腔前庭に挿入する軟性レジンや、スクリーン状のプラスチック製装置が臨床の現場では用いられています。・口腔習癖の改善・口唇の機能を回復・口腔前庭に挿入する軟性レジン・スクリーン状のプラスチック...

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鎖骨頭蓋異形成症(サコツトウガイイケイセイショウ)

鎖骨頭蓋異形成症とは鎖骨頭蓋異形成症とは、鎖骨が完全に、あるいは部分的に欠損する疾患です。その他、主な症状としては、頭蓋骨の化骨遅延や歯の異常などが現れる先天性骨系統疾患です。・鎖骨が完全もしくは部分的に欠損・頭蓋骨の化骨遅延・歯の異常・先天性骨系統疾患鎖骨頭蓋異形成症の原因鎖骨頭蓋異形成症は常染色...

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基底細胞母斑症候群

基底細胞母斑症候群とは基底細胞母斑症候群とは、多発性の奇形をきたす常染色体優性遺伝の疾患です。外肺葉および中胚葉由来の器官に奇形が生じます。そんな基底細胞母斑症候群は、ゴーリン-ゴルツ症候群と呼ばれることもあります。・多発性の奇形・常染色体優性遺伝性疾患・外胚葉、中胚葉由来の器官に奇形・ゴーリン-ゴ...

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加生歯(カセイシ)

加生歯とは加生歯(カセイシ)とは、上下顎左右の第一大臼歯、第二大臼歯、第三大臼歯を指し、合計で12本存在します。中切歯から第二小臼歯までは先行する乳歯が存在しますが、加生歯には存在しません。ちなみに、先行している乳歯が脱落した後に生え代わる歯を、代生歯(ダイセイシ)と呼びます。・上下顎左右の6〜8番...

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ケルビズム

ケルビズムとはケルビズムとは、顎骨に発生する巨細胞肉芽腫です。乳児期に初発し、下顎の無痛性、非対称性膨隆が特徴的な疾患です。家族性で、女性に好発します。・顎骨に発生する巨細胞肉芽腫・乳児期に初発・下顎の無痛性、非対称性膨隆・家族性・女性に好発ケルビズムの症状ケルビズムでは、骨膨隆が増大することで、天...

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乳歯のインピーダンス測定値

乳歯のインピーダンス測定値乳歯のインピーダンス測定値は、永久歯と少し異なります。具体的な値は以下の通りです。露髄12.0 ± 1.5 kΩ 以下仮性露髄16.0 ± 2.0 kΩ閉鎖性(健全象牙質の存在)18.0 ± 2.0 kΩ 以上 ツイート!function(d,s,id){var js,fj...

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顎間空隙(ガッカンクウゲキ)

顎間空隙とは顎間空隙とは、乳歯萌出前の上下顎前方歯槽堤に見られる空隙です。・乳歯萌出前に見られる・上下顎前方歯槽堤の空隙上下の歯槽堤をさせた場合、後方臼歯部の歯槽堤は接触するのですが、乳切歯相当部の前方歯槽堤部には楕円状の空隙が生じます。これを顎間空隙と呼びます。顎間空隙の機能顎間空隙が存在すること...

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