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ポンティックの補綴部位による分類【表】

補綴部位に応じたポンティックの基底面形態

補綴部位による分類

 

ポンティックの基底面形態は、次の4つの補綴部位に応じて分類することができます。

 

・上顎前歯部

 

・上顎臼歯部

 

・下顎前歯部

 

・下顎臼歯部

 

まず、それぞれの部位に適用されるポンティック基底面形態を表にまとめます。

 

補綴部位 ポンティック基底面形態
上顎前歯部 リッジラップ型、偏側型、オベイト型
上顎臼歯部 リッジラップ型、偏側型
下顎前歯部 船底型、偏側型
下顎臼歯部 船底型、偏側型、離底型

 

全ての部位で偏側型が適用されているのがわかります。

 

各補綴部位の特徴

 

ここでは、上記の表の解説をおこなっていきます。

 

上顎前歯部

 

上顎前歯部では、まず何より審美性が求められます。

 

ですので、ポンティックの歯頸部の位置と形態には、十分配慮する必要があります。

 

その上で適性が高いといえるのが、リッジラップ型です。

 

リッジラップ型であれば、比較的歯頸部が合わせやすいので、正面から見て綺麗な歯頸線を描くことができます。

 

顎堤の吸収が激しかったり、歯冠が長い症例では、偏側型が重宝します。

 

歯頸線を天然歯に調和させるという点では、これに勝るものはありません。

 

より高い審美性を求める場合は、オベイト型が選択されます。

 

ただし、清浄性を保てることが前提です。

 

上顎臼歯部

 

上顎臼歯部では、審美性だけではなく装着感も考慮しなければいけません。

 

そこでバランスの良いリッジラップ型が適用されることが多いです。

 

偏側型が適用されることもありますが、以下のような注意点があります。

 

・歯冠が短いと不潔域が増大

 

・歯冠が長いと装着感が低下

 

ですので、偏側型の調整はそれなりに難易度が高いといえます。

 

下顎前歯部

 

下顎前歯部は、上顎と比べて外観に触れることが少ないです。

 

下唇を意図的に引き下げない限り、前歯部の歯頸線が見えることはないでしょう。

 

また、顎堤の形状も踏まえた上で、船底型が適用されることが多いです。

 

骨吸収が大きく、下唇の陥凹が気になる場合は、偏側型が適用されます。

 

下顎臼歯部

 

下顎臼歯部では、何より快適性が求められます。

 

顎堤の形状も踏まえると、船底型が適用されることが多いです。

 

下顎臼歯部といえども、大きく口を開けた際などに外観に触れることもあるので、審美性を追求する場合もあります。

 

そういったケースでは、偏側型が適用されます。

 

下顎臼歯部では離底型も選択肢に入っていますが、その形態から舌突出癖を誘発させることがありますので注意しましょう。

 

 

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