根尖性歯周炎の分類
急性と慢性に分類
根尖性歯周炎は、まず急性と慢性とに分類することができます。
・急性根尖性歯周炎
・慢性根尖性歯周炎
一過性の強い刺激が加わると、急性根尖性歯周炎を発症します。
一方、軽微な感染や機械的な弱い刺激が加わると、慢性根尖性歯周炎を発症することが多いです。
ここに、抵抗力の低下などが起こると、化膿性炎を発症します。
経過に応じてさらに細分化
急性と慢性をさらに細分化すると、以下のようになります。
急性根尖性歯周炎
慢性根尖性歯周炎
根尖性歯周炎は、その他の部位の炎症と同じで、傷害性因子の質や強さ、量および宿主の抵抗力に応じて、様々な経過を辿っていきます。
急性根尖性歯周炎では滲出性炎が起こり、慢性根尖性歯周炎では修復現象が起こっていきます。
*詳細に関しては、それぞれの疾患の個別ページで解説していきます。