二態咬合(ニタイコウゴウ)
二態咬合とは
二態咬合とは、咬み合わせが定まっていない状態を指します。
咬み合う部位が複数存在しているとも言えます。
ある種の上顎前突や幼児に現れやすい咬合位です。
専門的には以下のように定義づけることができます。
習慣性開閉運動の終末位と中心咬合位が一致していない
どういった時に起きるのか?
上顎前突の症例で、以下のような下顎を前進させる治療を行った際に、二態咬合が現れることがあります。
・U級ゴム
・U級F.K.O
・咬合斜面板
こういった治療で、適切な効果が得られなかった場合に、二態咬合を起こすことがあります。