みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

歯髄鎮痛消炎剤

歯髄鎮痛消炎剤の特徴と種類

歯髄鎮痛消炎剤とは

 

歯髄鎮痛消炎剤とは、知覚の亢進した歯髄の鎮痛、消炎を目的に使用される薬剤です。

 

歯髄鎮痛消炎療法で用いられます。

 

・知覚の亢進した歯髄の鎮痛、消炎が目的

 

・歯髄鎮痛消炎療法に用いられる薬剤

 

歯髄鎮痛消炎剤の所要性質

 

歯髄鎮痛消炎剤の所要性質は以下の通りです。

 

・歯髄を傷害しない

 

・象牙質透過性が良い

 

・強い鎮痛消炎作用がある

 

・殺菌作用がある

 

・歯質を変質、変色させない

 

歯髄鎮痛消炎剤の種類

 

歯髄鎮痛消炎剤は具体的に以下のようなものが挙げられます。

 

・フェノールカンフル

 

・パラモノクロロフェノールカンフル

 

・グアヤコール

 

・クレオソート

 

・酸化亜鉛ユージノール

 

・キャンホフェニック

 

・チョージ油

 

・ユーカリ油

 

特に、酸化亜鉛ユージノールセメントは、硬化後もユージノール本来の鎮痛消炎作用を有するため、鎮痛消炎剤も兼ねて使用することが多いです。

 

 

 

 

 

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