フェリアーのセパレーターの構造と作用
フェリアーのセパレーターとは
フェリアーのセパレーターとは、即時歯間分離に用いられる機器です。
アイボリーのセパレーターやエリオットのセパレーターがウェッジング(くさび)の原理に基づいているのに対し、フェリアーのセパレーターは牽引力を利用して歯間を分離します。
・即時歯間分離に用いられる
・牽引力を利用(牽引型分離器)
フェリアーのセパレーターの構造
フェリアーのセパレーターは、ボウ、ジョー、ジャックスクリューの3つパーツから構成されています。
・ボウ
・ジョー
・ジャックスクリュー
ちなみに、フェリアーのセパレーターには前歯部用と臼歯部用の2種類があります。
フェリアーのセパレーターの使用方法
ハンドレンチで唇側・舌側のスクリューを交互に回転させて歯間を分離させます。
フェリアーのセパレーターは比較的分離力が強いため、コンパウンドでボウの部分を歯に固定してから分離操作を行うのが通常です。
・分離力が強い
・コンパウンドでボウを歯に固定して操作する
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