ターミナルプレーンの意味と特徴
ターミナルプレーンとは
ターミナルプレーンとは、上下顎第二乳臼歯遠心面の近遠心的関係を表したものです。
乳歯列期の中心咬合位で評価します。
・上下顎第二乳臼歯遠心面の近遠心的関係
・中心咬合位で評価
ターミナルプレーンの3つの型
ターミナルプレーンには、以下に挙げるように3つの型があります。
垂直型
上下顎第二乳臼歯の遠心面が1平面で垂直となっているタイプ
近心階段型
下顎第二乳臼歯の遠心面が近心位にあるタイプ
遠心階段型
下顎第二乳臼歯の遠心面が遠心位にあるタイプ
タイプ別の割合
ターミナルプレーンは、垂直型が最も多く、全体の7割程度を占めます。
次いで近心階段型が多く、2割程度となっています。
残りの1割程度が遠心階段型で、最も少ないタイプとなっています。
垂直型 > 近心階段型 > 遠心階段型
ターミナルプレーン 関連ページ
- Scammonの発育曲線
- リーウェイスペース(Leeway space)
- 霊長空隙と発育空隙
- トリーチャーコリンズ症候群(下顎顔面異骨症)
- マッキューン・オルブライト症候群
- レックリングハウゼン病(神経線維腫症T型)
- ピエール・ロバン症候群の原因と症状
- 大理石骨病(アルベルス・シェーンベルグ病)
- Beckwith-Wiedemann(ベックウィズ-ウィーデマン)症候群
- パピヨン-ルフェーブル症候群の原因と症状
- シルバーラッセル症候群の原因と症状
- 生歯困難(セイシコンナン)
- ベドナーアフタ(Bednar aphtha)
- リガフェーデ病
- 無汗型外胚葉異形成症(ムカンガタガイハイヨウイケイセイショウ)
- フッ化ジアンミン銀(サホライド)
- ロバンシークエンス(ロバン続発症)
- 先天性表皮水疱症
- アクロメガリー(先端肥大症・末端肥大症)
- アデノイド顔貌
- みにくいあひるの子の時代
- 乳歯冠・乳歯用既製冠
- ポイツ・ジェガース(Peutz-Jeghers)症候群
- オーラルスクリーン
- 鎖骨頭蓋異形成症(サコツトウガイイケイセイショウ)
- 基底細胞母斑症候群
- 加生歯(カセイシ)
- ケルビズム
- 乳歯のインピーダンス測定値【露髄の目安】
- 顎間空隙(ガッカンクウゲキ)
- 哺乳ビンう蝕(ホニュウビンウショク)
- クラウンループ
- 小児義歯(ショウニギシ)
- 可撤保隙装置(カテツホゲキソウチ)
- 二次空隙(ニジクウゲキ)
- アダムスクラスプ
- ターナー歯