顎間空隙の意味と特徴
顎間空隙とは
顎間空隙とは、乳歯萌出前の上下顎前方歯槽堤に見られる空隙です。
・乳歯萌出前に見られる
・上下顎前方歯槽堤の空隙
上下の歯槽堤をさせた場合、後方臼歯部の歯槽堤は接触するのですが、乳切歯相当部の前方歯槽堤部には楕円状の空隙が生じます。
これを顎間空隙と呼びます。
顎間空隙の機能
顎間空隙が存在することによって、舌は口唇粘膜や頬粘膜と直接、接触することとなります。
そのため、乳児に哺乳を行う際、顎間空隙は舌の突出スペースに利用されたり、乳前歯の萌出スペースとして活用されたりします。
乳前歯が萌出すると、顎間空隙は消失します。
・舌は口唇粘膜や頬粘膜と直に接触
・哺乳の際の舌突出スペースとして利用
・乳前歯の萌出スペースとして利用
・乳前歯萌出で消失
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