ワイヤークラスプの意味
ワイヤークラスプ(線鉤)とは
ワイヤークラスプとは、既成の金属線を屈曲、適合して製作されたクラスプです。
線鉤とも呼ばれています。
・既成の金属線を屈曲して製作
・線鉤(せんこう)
ワイヤークラスプの長所
ワイヤークラスプの長所は次の通りです。
・深いアンダーカットに適応することが可能
・外観に触れる量が少ないので審美性が高い
・歯面に接する量が少ないのでう蝕発生率が低い
・弾性が大きいため側方力に対して緩圧作用がある
・ワイヤーを使用するため調整が容易
ワイヤークラスプの短所
ワイヤークラスプ短所は次の通りです。
・複雑な設計が難しい
・強い維持力を得にくい
・長期間の使用により変形しやすい
・適合が良好ではないため舌感が悪い
ちなみに、ワイヤークラスプの鉤腕は、先端2/3がアンダーカットに入ります。
ワイヤークラスプ(線鉤) 関連ページ
- 嫌気性細菌(ケンキセイサイキン)
- 根尖性歯周組織(コンセンセイシシュウソシキ)
- 傾斜移動(ケイシャイドウ)
- 歯体移動(シタイイドウ)
- トルク(torque)
- トータルディスクレパンシー
- ヘッドギア
- クワドヘリックス
- 緩徐拡大装置(カンジョカクダイソウチ)
- ドリフトドンティクス
- アミロイド変性
- アナコレーシス(anachoresis)
- 羊皮紙様感(ヨウヒシヨウカン)
- 根分岐部病変(コンブンキブビョウヘン)
- パーフォレーション(穿孔)
- EDTA(エデト酸)
- 圧下(アッカ)
- 挺出(テイシュツ)
- 回転(カイテン)
- 切歯斜面板(セッシシャメンバン)
- 構成咬合(コウセイコウゴウ)
- 中心咬合位(チュウシンコウゴウイ)
- Hellman(ヘルマン)の歯年齢
- カントゥア
- ビーディング
- 安静空隙(アンセイクウゲキ)
- ハミュラーノッチ
- アーライン
- フレンジテクニック
- バランシングランプ
- 延長ブリッジ
- 頬棚(バッカルシェルフ)
- ポストダム
- ボンウィル三角
- 歯間離開度
- 選択的加圧印象
- 鼻唇溝(ビシンコウ)
- レトロモラーパッド
- デンチャープラーク
- 隣接面板(リンセツメンバン)
- オーラルディスキネジア
- チューイン法
- 反復唾液嚥下テスト(RSST)
- ワルクホッフ小球
- SPA要素
- フランクフルト平面(FH平面)
- ティッシュストップ
- カンペル平面
- 咬合小面(コウゴウショウメン)
- マテリアアルバ(白質)
- EBAセメント(酸化亜鉛ユージノールセメント)
- HEMA(ヘマ)
- パラファンクション