交叉咬合の原因と症状
交叉咬合とは
交叉咬合とは、上顎歯列弓が下顎歯列弓に対して、右側あるいは左側に偏位している状態です。
正中を基準にすると、上下顎の歯列弓が交叉しているように見えるため、交叉咬合と呼ばれています。
クロスバイトと呼ばれることもあります。
交叉咬合の分類
交叉咬合は、交叉している歯列の部位に応じて、次の2つに分類することができます。
・前歯部交叉咬合
・臼歯部交叉咬合
交叉咬合の原因
交叉咬合の原因は、次の通りです。
・遺伝的要因(顎骨の形態など)
・歯の発育障害
・不適切な萌出誘導
・口腔習癖(吸指癖、口呼吸など)
・外傷
交叉咬合は、不安定な咬合関係をもたらすため、顎関節症や頭痛、肩こりなどを引き起こすことがありますので注意が必要です。
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