上下の前歯部が切縁で接触する切端咬合
切端咬合とは
切端咬合とは、上下顎の前歯部が互いに切縁で接触している状態です。
一見すると、綺麗に咬み合っているように見えますが、これは異常な状態です。
前歯の切縁同士が接触していると、次第に歯質が擦り減ることになります。
場合によっては歯が欠けてしまうこともあるのです。
正常な歯列では、上顎の前歯が下顎の前歯を少し覆っており、これを正常被蓋といいます。
切端咬合の原因
切端咬合は、オーバーバイトとオーバージェットが0mmの状態といえます。
その原因となるのは、次のような口腔習癖や顎骨の発育異常などです。
・遺伝的要因(顎骨の形態など)
・歯の発育障害
・口腔習癖(吸指癖、口呼吸など)
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