エナメル真珠(=エナメル滴)の意味と特徴
エナメル真珠とは
エナメル真珠とは、歯根部にみられる半球形や半卵円形のエナメル質の塊です。
エナメル突起の延長上に形成され、エナメル滴と呼ばれることもあります。
・歯根部にみられる半球形や半卵円形のエナメル質の塊
・エナメル突起の延長上に形成
・エナメル滴(別名)
エナメル真珠の好発部位
上顎第三大臼歯に最も多くみられ、次いで下顎第三大臼歯に好発します。
・上顎第三大臼歯(最多)
・下顎第三大臼歯
エナメル真珠の特徴
エナメル真珠は、象牙質の核の有無により大別されます。
一般的に、大きなものは有核で、小さなものは無核です。
エナメル真珠の中には歯髄を含むものもあります。
核の周囲の薄いエナメル質は特殊な組織構造で、層板状を呈しています。
・象牙質の核の有無により大別
・歯髄を含む場合もある
・核の周囲の薄いエナメル質は特殊な層板状構造
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