小帯切除術の目的と適応症
小帯切除術とは
小帯切除術とは、位置異常を起こしている小帯を切除することでその位置を修正する処置です。
高位付着している小帯や、歯肉退縮などによって小帯が辺縁歯肉に近接しているようなケースに適用されます。
ちなみに、口腔内には次の3つの小帯があります。
・頬小帯
・舌小帯
・上唇小帯/下唇小帯
小帯切除術の適応
小帯切除術の適応症は次の通りです。
・付着歯肉を確保する必要性がある症例
・口腔前庭が狭くブラッシングが困難な症例
・歯肉退縮が著明で小帯が辺縁歯肉に近接している症例
・小帯により辺縁歯肉が牽引されている症例
・小帯が高位付着している症例
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