SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)の意味
SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)とは
SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)とは、歯周治療によって病状が比較的安定した症例に行われる治療法です。
ただ、あくまで「安定した状態」であり、治癒ではありませんので、そのままメインテナンスに移行することができません。
ですので、SPTとメインテナンスは似て非なるものであるという点がポイントです。
・病状が安定した症例(治癒ではない)
・メインテナンスとは違う
SPTの適応症
SPTは、病状は安定しているものの、4mm以上のポケットが残存したり、根分岐部病変が認められたりと、歯周組織の一部に病変が残っている症例に適応されます。
・歯周組織の病状は安定している
・4mm以上のポケットや根分岐部病変などが一部に残る
SPTの内容
SPTの内容は以下の通りです。
メインテナンスの内容と似ていますが、LDDSやポケット洗浄が含まれていることがポイントです。
・口腔衛生指導
・スケーリングルートプレーニング(SRP)
・PMTC
・LDDS
・ポケット内洗浄
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