みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

フルニエ歯(ムーン歯)の症状と組織像

フルニエ歯(ムーン歯)〜桑実状臼歯

フルニエ歯とは

 

フルニエ歯(Fournier's tooth)とは、先天性梅毒によって形成不全を起こした臼歯のことです。

 

エナメル質の石灰化不全により生じます。

 

ムーン歯(Moon's tooth)とも呼ばれていますが、どちらも同じ意味で、人名が由来となっています。

 

フルニエ歯の症状

 

フルニエ歯は、主に第一大臼歯に現れます。

 

エナメル質の石灰化不全が原因で、歯冠が短く、咬頭が委縮しています。

 

その結果、咬頭隆起などが発育不全となり、咬合面は顆粒状の凹凸を示すようになります。

 

これをその形状から、桑実状臼歯と呼んでいます。

 

・第一大臼歯に好発

 

・短い歯冠と委縮した咬頭

 

・桑実状臼歯の一種

 

フルニエ歯の組織像

 

フルニエ歯の組織像は、以下の通り、ハッチンソン歯と同じです。

 

エナメル質の石灰化不全が根本的な原因です。

 

・象牙質に多数の球間象牙質

 

・細胞封入の象牙質

 

 

フルニエ歯(ムーン歯)の症状と組織像 関連ページ

循環障害(虚血と充血とうっ血)
歯髄の変性
出血の種類
個々の歯の位置異常
歯の傾斜
歯の捻転(ネンテン)
アンキローシス(骨性癒着)
逆生歯(ギャクセイシ)
移転歯(イテンシ)
上皮異形成の特徴と診断基準
サルコイドーシス(肉芽腫性疾患)
フォーダイス斑の症状と原因
歯髄の色素変性
肉芽組織(ニクゲソシキ)
石灰変性(セッカイヘンセイ)
硝子様変性(ショウシヨウヘンセイ)
空胞変性(クウホウヘンセイ)
脂肪変性(シボウヘンセイ)
退行性変化(タイコウセイヘンカ)
滲出機転(シンシュツキテン)
先天性梅毒による歯の形成不全(フルニエ歯・ハッチンソン歯)
ハッチンソン歯の症状と組織像【画像】
過蓋咬合(カガイコウゴウ)〜ディープバイト
咬合異常(歯列不正)の種類と症状
交叉咬合(コウサコウゴウ)〜クロスバイト
開咬(カイコウ)〜オープンバイト
上顎前突(ジョウガクゼントツ)の症状と分類
下顎前突(カガクゼントツ)の症状と分類
切端咬合(セッタンコウゴウ)の原因と症状
パパニコロウ分類(細胞診)
中心結節(チュウシンケッセツ)
ピンク歯
口角炎・口角びらん・口角潰瘍
黄色環(カドミウムリング)

ホーム RSS購読 サイトマップ
Home Sitemap Mail Company