みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

臼歯結節(キュウシケッセツ)

臼歯結節の特徴

臼歯結節とは

 

臼歯結節とは、上下額第一乳臼歯に見られる膨隆部で、頬側面の近心歯頚部に現れます。

 

そのため、頬側基底結節と呼ばれることもあります。

 

・上下額第一乳臼歯の膨隆

 

・頬側面の近心歯頚部に見られる

 

・頬側基底結節(別称)

 

歯帯との違い

 

乳歯の唇側面および頬側面の近心歯頚部には、一般的に膨隆部が見られ、これらを総称して歯帯と呼んでいます。

 

とりわけ上下額第一乳臼歯ではその傾向が顕著であるため、臼歯結節という特別な名前が付けられています。

 

歯帯

 

・乳歯の唇側面および頬側面の近心歯頚部に見られる膨隆部の総称

 

臼歯結節

 

・上下額第一乳臼歯の膨隆部

 

つまり、臼歯結節は歯帯の一種ということができます。

 

そんな歯帯や臼歯結節は、歯の原始的形質と考えられています。

 

 


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