第二象牙質と第三象牙質の違い
象牙質は3種類ある
象牙質は、以下のように3つに分類することができます。
原生象牙質は、歯根が完成されるまでに形成された象牙質で、歯の大部分を占めています。
一方、第二象牙質と第三象牙質は歯根完成後に形成される象牙質です。
ここで気になるのが、第二象牙質と第三象牙質の違いですよね。
混同されがちな二つの象牙質ですが、実はかなりの違いがあります。
第二象牙質と第三象牙質の違い
第二象牙質と第三象牙質には、以下のような違いがあります。
第二象牙質 | 第三象牙質 | |
---|---|---|
出現部位 | 全面 | 欠損部 |
象牙細管の数 | 正常 | 少ない |
象牙細管の走行 | 正常 | 蛇行 |
象牙細管の分布 | 規則的 | 不規則 |
球間区 | みられない | みられる |
石灰化 | 正常 | 低い |
象牙芽細胞 | みられない | みられる |
第二象牙質と第三象牙質がどういった理由で形成されるかについては、個別ページをご覧ください。
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