みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

シャーピー線維

シャーピー線維の意味と特徴

シャーピー線維とは

 

シャーピー線維とは、歯根膜の主な構成線維である主線維がセメント質と歯槽骨へと埋入した部分を指します。

 

そのため、歯根膜にはシャーピー線維が存在しません。

 

そんなシャーピー線維は、貫通線維と呼ばれることもあるコラーゲン線維の束です。

 

・歯根膜の主線維がセメント質と歯槽骨へと埋入した部分

 

・歯根膜にシャーピー線維は存在しない

 

・貫通線維(別称)

 

・コラーゲン線維の束

 

シャーピー線維の特徴

 

歯根膜の主線維は主としてコラーゲン線維からなり、束をなしています。

 

このコラーゲン線維の束の一端はセメント質へ、もう一端は歯槽骨へと埋入し、歯を歯槽骨へとつなぎとめる役割を果たしています。

 

・一端はセメント質へ、もう一端は歯槽骨へと埋入

 

・歯を歯槽骨へとつなぎとめている

 

一般的にセメント質のシャーピー線維は、歯槽骨のものより短くなっています。

 

また、シャーピー線維は加齢とともに不均一に分布するようになります。

 

・セメント質のシャーピー線維は歯槽骨のものより短い

 

・加齢とともに不均一に分布するようになる

 

 


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