みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

オーエンの外形線

オーエンの外形線の意味と特徴

オーエンの外形線とは

 

オーエンの外形線とは、歯冠象牙質の表層近くにみられ、象牙質の外形にほぼ平行して走る不規則な石灰化不全の線条構造です。

 

解剖学者のOwenによって最初に記載されたことから、オーエンの外形線と名付けられました。

 

成長線のひとつとして考えられていますが、周期性はありません。

 

・歯冠象牙質の表層近くにみられる(外套象牙質直下)

 

・象牙質の外形にほぼ平行して走る

 

・不規則な石灰化不全の線条構造

 

・解剖学者のOwenが名前の由来

 

・成長線のひとつであるが周期性はない

 

オーエンの外形線の特徴

 

歯冠象牙質に出現する球間象牙質の排列状態が、外形線として現れます。

 

ちなみに象牙質における新産線は、オーエンの外形線が幅広く強調されたものです。

 

・歯冠象牙質に出現する球間象牙質の排列状態を指す

 

・オーエンの外形線が幅広く強調されたものが象牙質の新産線(シンザンセン)

 

 


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