みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

トームス突起

トームス突起の意味と特徴

トームス突起とは

 

トームス突起とは、形成期エナメル芽細胞の遠心端に出現する突起です。

 

エナメル基質形成のほぼ全期間にわたってみられます。

 

・形成期エナメル芽細胞の遠心端に出現する突起

 

・エナメル基質形成のほぼ全期間で認められる

 

ちなみに、トームス線維とは別物です。

 

エナメル小柱の形態を規定

 

トームス突起の出現が、エナメル小柱形成の直接的な要因となり、その形態を規定します。

 

エナメル小柱は哺乳類に特有の構造であることから、トームス突起も哺乳類のエナメル芽細胞にしか出現しません。

 

・エナメル小柱の形態を規定

 

・エナメル小柱は哺乳類に特有の構造

 

トームス突起も哺乳類にしか出現しない

 

 


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