みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

ホスホホリン(象牙質リンタンパク質)

ホスホホリンの意味と特徴

ホスホホリンとは

 

ホスホホリンとは、象牙質に含まれる非コラーゲン性のタンパク質です。

 

象牙質リンタンパク質とも呼ばれています。

 

・象牙質に含まれる非コラーゲン性のタンパク質

 

・象牙質リンタンパク質(別称)

 

ホスホホリンの特徴

 

ホスホホリンは、象牙質に含まれる非コラーゲン性タンパク質の約60%を占めています。

 

構成アミノ酸は、86%がアスパラギン酸とセリンで、セリンの70〜90%はリン酸化されています。

 

・非コラーゲン性タンパク質の約60%を占める(象牙質中)

 

・86%がアスパラギン酸とセリン

 

そのため、等電点が1.1と低く、アパタイトに対して強い親和性を持っています。

 

そのことから、象牙質の初期石灰化に関与しているものと考えられています。

 

・等電点が1.1

 

・アパタイトに対して強い親和性

 

・象牙質の初期石灰化に関与

 

 


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