HIP平面の意味と特徴
HIP平面とは
HIP(hamular notch incisive papilla plane)平面とは、左右のハミュラーノッチ(鉤状切痕)と切歯乳頭中央部との3点で構成される平面です。
日本語では、鉤状切痕切歯乳頭平面といいます。
・左右のハミュラーノッチと切歯乳頭中央部を結んだ平面
・鉤状切痕切歯乳頭平面
咬合平面と平行なHIP平面
軟組織の経時的な変化が生じにくい部位であるため、無歯顎や咬合が失われた症例では、咬合構成の基準となります。
また、HIP平面は咬合平面と平行であるため、カンペル平面と同様、仮想咬合平面の決定に利用されることがあります。
・経時的な変化が起こりにくい部位
・咬合構成の基準となる
・咬合平面と平行
・仮想咬合平面の決定に利用
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