犬歯間保定装置の特徴と種類
犬歯間保定装置とは
犬歯間保定装置とは、矯正治療によって排列した歯列の後戻りを防止する装置です。
矯正治療後は、後方大臼歯からの近心力で叢生が生じることがあります。
この後戻りは、犬歯間幅径を維持することで防止が可能です。
そこで用いられるのが犬歯間誘導装置です。
・後戻りを防止する装置
・後方大臼歯からの近心力を抑える
・犬歯間幅径を維持ことが目的
犬歯間保定装置の種類
犬歯間保定装置は、両側犬歯にバンドを装着し、舌側線で連結・固定するタイプと、両側犬歯だけをボンディングし、固定するタイプ、ツイストした細い舌側線を犬歯および切歯全てにボンディングして固定するタイプとがあります。
ただし、いずれのタイプも小臼歯まで延長して固定するケースがあります。
・両側犬歯にバンドを装着して舌側線で連結・固定するタイプ
・両側犬歯だけをボンディングして固定するタイプ
・ツイストした細い舌側線を犬歯および切歯全てにボンディングして固定するタイプ
ただし、いずれのタイプも小臼歯まで延長して固定するケースがあります。
犬歯間保定装置の適応部位と注意点
犬歯間保定装置は、基本的に下顎に用いられます。
・下顎に適応
犬歯間保定装置は、歯列の状態によってワイヤーの下や歯肉側に歯石およびプラークがたまりやすくなるため、十分な管理が必要といえます。
・歯石やプラークがたまりやすい
・十分なケアが必要
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