みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

矯正力の作用時間(持続的・断続的・間歇的)

矯正力の作用時間(持続的・断続的・間歇的)

矯正力の作用時間とは

 

矯正力の作用時間は、それぞれの装置がもたらす力の性質によって異なります。

 

矯正力の作用時間を左右するのは、以下の3つの力です。

 

・持続的な力

 

・断続的な力

 

・間歇的な力

 

どれも似たような言葉なので、区別がしづらいかと思います。

 

そこで、次の図を参照してください。

 

 

(左図) 持続的な力 

 

(中央) 断続的な力 

 

(右図) 間歇的な力

 

持続的な力

 

持続的な力の代表は、マルチブラケット装置です。

 

最もポピュラーな歯列矯正で用いられる矯正装置です。

 

マルチブラケット装置は、常に歯列に装着されているため、矯正力は段々と弱まっていきます。

 

その分、歯が意図している方向に移動しているということです。

 

グラフも緩やかに傾いていきます。

 

・マルチブラケット装置
・リンガルアーチ
・コイル
・矯正ゴム

 

断続的な力

 

断続的な力の代表は、側方拡大装置です。

 

側方拡大装置は、とても強い矯正力を持っています。

 

ただし、その効果はすぐに薄れてしまいます。

 

これを、作用距離が短いと言います。

 

ですので、図を見てもわかる通り、力がかかったかと思うと、すぐにゼロになっていますよね。

 

ゼロになったら、また拡大装置のネジを回して、力が加わるように再設定します。

 

このように、矯正力が断続的に伝わっていくこととなります。

 

・側方拡大装置
・結紮(けっさつ)線

 

間歇的な力

 

間歇的な力の代表は、アクチバトールです。

 

アクチバトールは、着けたり外したりする矯正装置です。

 

ですから、装着している時は強い矯正力が働いていますが、外すとゼロになります。

 

これを間歇的な力と呼びます。

 

・アクチバトール
・咬合斜面板
・ヘッドギア
・チンキャップ

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