急速拡大装置の特徴と使用方法
急速拡大装置とは
急速拡大装置とは、正中口蓋縫合と上顎歯槽基底部を側方に拡大させる矯正装置です。
拡大ネジを用いて、断続的な顎整形力を加える装置です。
・正中口蓋縫合と上顎歯槽基底部を側方に拡大
・拡大ネジを用いる
・断続的な顎整形力を加える
急速拡大装置の使用法
口腔内に装着した装置の拡大ネジを、1日1〜2回ほど回します。
1回につき90°(0.2〜0.25mm)回転させることにより、適度な顎整形力を発揮します。
・回すのは1日1〜2回
・1回につき90°(0.2〜0.25mm)回転
急速拡大装置の効果
急速拡大装置は、3週間程度で目的とする拡大域にまで達しますが、離開された縫合部に骨が生じるまでは、そのまま保定を行います。
・3週間程度で目的とする拡大域にまで達する
・離開された縫合部に骨が生じるまで保定
急速拡大装置の適応時期と適応症
骨成長の盛んな時期に使用することが望ましく、上顎の狭窄歯列弓が対象となっています。
・骨成長の盛んな時期に使用
・上顎の狭窄歯列弓に適応
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