みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石

歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石の違い

歯石とは

 

歯石とは、歯の表面に沈着している石灰化した物質です。

 

層板状を呈し、表面には糸状菌等が無数に付着しています。

 

表層よりも深層の方が硬くできています。

 

・歯面に沈着した石灰化物質

 

・細菌が付着

 

・深層の方が硬い

 

また、沈着している場所によって、歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石の2つに分けることができます。

 

それぞれの特徴は次の通りです。

 

歯肉縁上歯石

 

歯肉縁上歯石とは、歯肉縁より上方の歯冠側に沈着している歯石です。

 

肉眼的には、灰白色〜灰黄色を呈しています。

 

比較的硬度が低く、専用の器具を用いれば、容易に剥離することができます。

 

・歯肉縁より歯冠側に付着

 

・灰白色〜灰黄色

 

・比較的硬度が低い

 

歯肉縁下歯石

 

歯肉縁下歯石とは、歯肉縁の根尖側の歯肉ポケット内に沈着した歯石です。

 

肉眼的には、灰緑色〜暗褐色を呈しています。

 

暗褐色の歯石には、血清が含まれています。

 

比較的硬度が高く、なかなか剥離することができません。

 

・歯肉ポケット内に沈着

 

・灰緑色〜暗褐色

 

・比較的硬度が高い

 

化学的な組成は同じ

 

歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石には、肉眼的な特徴と、沈着している場所に違いがあります。

 

けれども、化学的な組成は変わらず、両者に本質的な差異はないといえます。

 

石灰化の度合いに違いがあるため、それが硬度の違いとなって現れているのです。

 

歯石の化学的組成については、個別ページをご覧ください。

 

 

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