みんなの歯学〜歯学部1年生でも理解できる!

エアブレイシブ法

エアブレイシブ法の意味

エアブレイシブ法とは

 

エアブレイシブ法とは、歯を切削する治療法の一種です。

 

直径25〜50μmの酸化アルミナ粉末を圧縮した空気とともに歯面に噴きつけて、歯を削ります。

 

従来の回転切削器具のような切削音や振動、それから発熱などがないため、痛みや不快感が少ないという利点が挙げられます。

 

・直径25〜50μmの酸化アルミナ粉末と圧縮空気

 

・不快な音や振動の少ない切削法

 

切削する際には、口腔内にアルミナ粉末が飛散するため、ラバーダムを装着したり、口腔内・外バキュームを併用する必要があります。

 

技工や歯面清掃にも活用

 

エアブレイシブ法は、技工操作で用いられることもあります。

 

その他、タバコや茶渋といった外来着色物の除去に使用されることもあります。

 

その際は、100μm前後の炭酸水素ナトリウム(重曹)粉末と水を圧縮空気で歯面に噴霧します。

 

・歯面の着色汚れを落とす

 

・100μmの炭酸水素ナトリウム粉末と圧縮空気

 

 

エアブレイシブ法 関連ページ

ホワイトマージンとコントラクションギャップ
う蝕の診査法
硬組織(歯)の構造
ブラック(G.V.Black)の分類
くさび状欠損(WSD)
歯の咬耗と摩耗
歯の変色と着色
スミヤー層
酸蝕症・酸蝕歯の原因と治療法
根面う蝕の原因と症状
ウイトロカイト(β-TCP)
イスムス(窩洞狭窄部)
ラバーダム防湿〜手順と禁忌
ブルシャイト
ウェットボンディング法
歯液(シエキ)〜象牙細管内液
透明象牙質(トウメイゾウゲシツ)
バットジョイント
プランジャーカスプ
ラシュコフの神経叢
6級窩洞
チャネルスライス式〜隣接面形成法
ナノリーケージ
無翼型クランプ
ラインアングル
オーバーカントゥア
パーコレーション
IPC法
スピルウェイ
トッフルマイヤー型リテーナー
レジンコーティング法
レジンタグ
レジンインプレグネーション法
傍骨膜注射法(ボウコツマクチュウシャホウ)
表面麻酔法(ヒョウメンマスイホウ)
ガムリトラクター
ランパントカリエス
Feinmanの分類
ミニマルインターベンション
アイボリーのセパレーター
エリオットのセパレーター
ART(非侵襲的修復治療)
う蝕円錐(ウショクエンスイ)
リング状マトリックスリテーナー
象牙質知覚過敏(ゾウゲシツチカクカビン)
穿通性う蝕(センツウセイウショク)
穿下性う蝕(センカセイウショク)
くさび応力検査
歯髄鎮静法(歯髄鎮痛消炎療法)
透照診(トウショウシン)
温度診(オンドシン)
アンレー
外側性窩洞(ガイソクセイカドウ)
外側性修復物
髄側軸側線角(ズイソクジクソクセンカク)
裏層(リソウ)

ホーム RSS購読 サイトマップ
Home Sitemap Mail Company