髄側軸側線角の意味と特徴
髄側軸側線角とは
髄側軸側線角とは、2級窩洞の髄側壁(窩底)と軸側壁が交わる線角を指します。
・髄側壁(窩底)と軸側壁が交わる線角
髄側軸側線角の特徴
髄側軸側線角は凸隅角となり、鋭角のままだと間接修復法では2級インレーの窩洞適合性が不良となります。
・凸隅角
間接修復法では2級インレーの窩洞適合性が不良
髄側軸側線角を整理することの意義
回転切削器具あるいは手用切削器具を用いて、鋭角な髄側軸側線角を少し削り落として整理することで、2級インレーの適合性が向上します。
セラミックインレーでは、髄側軸側線角を整理するだけでなく、丸みを与えるとさらに適合性が向上します。
・切削器具で鋭角な髄側軸側線角を整理
2級インレーの適合性が向上
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