疱疹性歯肉口内炎の原因と症状
疱疹性歯肉口内炎とは
疱疹性歯肉口内炎とは、単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)の初感染により生じる病変です。
・単純ヘルペスウイルス1型
疱疹性歯肉口内炎の症状
疱疹性歯肉口内炎では、最初の一週間は潜伏期であり、発熱、食欲不振、全身倦怠感といった全身症状が現れます。
潜伏期
・発熱
・食欲不振
・全身倦怠感
その後、口腔粘膜に小水疱が多発します。
発症後
・口腔粘膜の小水疱
水疱は破れることでびらんとなりますが、10〜14日間で治癒します。
疱疹性歯肉口内炎の好発年齢
疱疹性歯肉口内炎は、幼児、小児に好発します。
初発が遅れると、青年期に発症することもあります。
疱疹性歯肉口内炎の治療
疱疹性歯肉口内炎は、安静、栄養改善、二次感染予防などで対応します。
そうすることで、2週間後には瘢痕を残さず治癒させることが可能となります。
単純ヘルペスウイルスの回帰感染
疱疹性歯肉口内炎では、治癒した後、ウイルスが神経節に潜伏することが多々あります。
その結果、免疫力が低下した際に回帰感染が起こり、口唇ヘルペスを発症することがあるため注意が必要です。
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