歯原性腫瘍の意味と特徴
歯原性腫瘍とは
歯原性腫瘍とは、歯の形成に関与する組織由来の腫瘍です。
大半は顎骨内に生じる良性腫瘍です。
歯原性腫瘍は、歯の発生過程の組織構造を模倣します。
・歯の形成に関与する組織由来の腫瘍
・顎骨内に生じる良性腫瘍が大半
・歯の発生過程の組織構造を模倣する
歯原性腫瘍の成り立ちと分類
歯のエナメル質は、歯原性上皮性組織から、象牙質、歯髄、セメント質、歯根膜は歯原性外胚葉性間葉組織から形成されます。
そのため、歯原性腫瘍は、上皮性組織に由来するもの、間葉組織に由来するもの、あるいは両者に由来するものの3種類に分けることができます。
詳しくは、【WHO】歯原性腫瘍の分類【2017年改訂版】をご覧ください。
・上皮性組織に由来するもの
・間葉組織に由来するもの
・両者に由来するもの
また、硬組織を伴うものと伴わないものの2つに分類することもできます。
・硬組織を伴うもの
・硬組織を伴わないもの
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